パリコレ常連ブランドに愛される内田染工場、渾身の染め!メンズの水玉に革命を起こす、唯一無二のブルートーンTシャツ
比類なき職人技が生み出す「究極の染めTシャツ」
淡いブルーと、そこにちりばめられた青い丸のバランスがなんとも魅力的なTシャツ。実はこれ、日本最高峰の染色のプロが持てる技術をすべて注ぎ込んだ“技術の結晶”とも言うべき染めTシャツである。「最高の職人技」と「至高の着心地を持つTシャツ」をかけ合わせてできたこのアイテムはCENTENAの完全オリジナル。他では手に入らない唯一無二のTシャツをあなたのワードローブに加えてみてはいかがだろうか。
日本屈指の染色技術を持つ東京・小石川の「内田染工場」。パリコレで活躍するファッションブランドを筆頭に、セレブリティ、俳優、アーティストのステージ衣装…等々、クリエイティブシーンで絶大な信頼を得ている会社だ。ここに本企画専用に開発したCENTENAの新型ホワイトTシャツを渡し、染めていただいたところ凄いものができあがってきた!
水玉模様をはじめ、3種類の染め方で独特な模様を描き出すこの柄は、内田染工場が「クレイジードット」と名付けたオリジナルデザイン。普段着で、リゾートで、この絶妙な柄を着こなそう!
見るものを一瞬で釘付けにする、柄の強さと色の調和!
今回、CENTENAがやりたかったのは染色の面白さを存分に発揮したTシャツを作ること。染めの手法は指定せず、テーマカラーのブルーを基調にすることだけを決め、内田染工場ならではの技術とセンスが感じられる染めを施してほしいと伝えた。内田さんが「それならば」と繰り出してきたのがこのクレイジードットだ。
形が揺らいだ青い水玉は、真っ先に目に入るポイントで、とても涼しげな印象を残す。この柄とオーバーサイズのゆったりシルエットは、夏の海やプール、瀟洒な海辺の街など、レジャーやリゾートのシーンに似合いそうだ。そしてよく見ると、他にも色が入っていることがわかる。ベースのブルーグレー、ターコイズブルーのムラ染め、青い水玉と3つのブルーの染めで構成されているのだ。色のトーンを考慮して整えているから、奇抜な見え方にならず、むしろ落ち着いて調和しているようにも思える。
3つの染色方法を駆使した、渾身の染めモデル!
内田染工場は染め全般のプロで、どんな素材の生地であろうと染めてしまうテクニックと、多彩な表現方法を持つ。このTシャツは、ムラ染め、染料によるオーバーダイ、ハンドペイントの3つの技法で染め上げた。
■ムラ染め
まずはムラ染めから行う。Tシャツの生地を、いくつもの頂点を作るようにクシャッとまとめていき、ネットへ。こうして染色機へ入れると、頂点の部分だけがしっかりと染まる。ウォッシュにかけると、その部分にムラができたような全体のデザインになる。
■オーバーダイ
ベースのブルーグレーは、ここからさらに全体をもう一度染めて(オーバーダイ)作っている。もちろん、ムラ染めのターコイズが残るように染めていくことが肝心だ。
■ハンドペイント
そして、最後にハンドペイント。丸く染め抜く「板締染」の手法を応用して生地を山折りに畳み、染料を染み込ませたスポンジによる手染めだ。
畳んで染めることでやや縦長のいびつなマルの模様になり、ムラ染め同様に山の部分に濃く色が入り、周辺に向かうにつれて淡く滲んでいく。単に無作為に染めるのでは、こういうニュアンスは出せない! 当然、一点一点まったく違う模様ができあがるのがハンドペイントの面白さだ。
染色の追求で、世界屈指の表現技術を得た
そもそも3回も染めるのは手がかかるし、加工も一点一点、人の手で繊細に行われる。しかも、そんな細かなニュアンスの加工をほぼ同じように何百枚も作れてしまうことに凄さがある。「一点ものみたいなアイテムを量産化できるのが強みです。モードファッションのコレクションブランドの高い要求に応えるには、安定的に同じクオリティで染められる技術が欠かせませんから」と内田さん。
■著名ブランドからの指名が絶えない信頼性の高さ
内田染工場の取引先についてリサーチしたところ、錚々たる顔ぶれのブランドが並んでいることに驚愕した。同社の技術力と信頼性の高さがうかがえると同時に、染色そのものがファッションにとっていかに重要なことかを再認識させられる。たとえ色も風合いも最高な服ができたとしても、染色の量産がきかなければ売ることができない。いかに難しい染めであってもそれを成し遂げてしまうのが内田染工場なのである。
工場の中には、1960年代から使い続けている釜もあれば、素材のカラーを読み取って自動で染料を調合する最新鋭のマシンも揃う。化学染料のみを扱うとはいえ、手作業の多いその仕事風景は非常に工芸的だ。増改築で秘密基地のようになった工場の中で、あのブランドやこのブランドの名作が誕生しているとは…。
■地場産業の担い手からファッション業界の屋台骨へ
内田染工場は明治42年(1909年)創業の歴史ある企業だ。一族の内田作次氏が、当時は染めものが地場産業だった文京区小石川に染色工場を興して呉服の糸染めを始めた。靴下の染色や製造などを経てファッション衣類の染色に携わるようになったが、かつては量販店の仕事が多く、Tシャツを週に万単位でひたすら染めていく毎日だったという。しかし、内田さんが社長になった2006年頃には海外での染色にシフトし、パタっと注文が途絶えてしまう。
それならばと、グラデーション染などの付加価値の高い仕事に変えていき、徐々にデザイナーやコレクションブランドから直接声がかかるようになっていった。染色のオリジナリティと高い品質、都心の地の利を生かした相談のしやすさ、スピード感など、盤石の体制で日本のファッション界を支えている。
スタッフにはこの道30年のベテラン職人もいれば、ファッションを学んでから内田さんの手がける染色に惹かれてやってきた若手もいて、年齢も感性も、依頼主のデザイナーに近いものづくりができる。
そんな内田染工場が染める「ドット柄ハンドペイント」と、もうひとつ完成した「硫化染めミストブリーチ」(左)の2つには、並々ならぬ技術が込められている。ぜひこれらを着て色を楽しみながら夏を過ごしていただきたい!
職人の共創D2Cブランド、CENTENAとは?
「CENTENA」は、強い絆で結ばれた職人・クリエイターと共に「共創プロダクト」を提案するブランドだ。
それぞれの職人の強みや、技術力を知りつくしたスタッフが、一流の職人・クリエイターと共に、10年間培ってきた顧客データをかけ合わせ、「斬新な発想力」×「日本の職人技」で世の中で永く愛され続ける確かなものを提供。
「最高品質×洗練デザイン×真の心地よさ」を追求しながら、スタイリッシュかつ機能的なアイテムで、大人の“欲しい”をカタチにする。
生み出されたアイテムは毎回大きな注目を集め、素材・モノづくり・デザインにこだわり尽くした逸品たちは感度の高い大人たちから高い評価を得ている。
ベースのTシャツを手がけたのは老舗ニットファクトリー「丸和ニット」
今回のベースとなったホワイトTシャツを作ったのは知る人ぞ知るニット産地である和歌山県にて生地生産を行う1934年創業の老舗ニットファクトリー「丸和ニット」。有名な海外ブランドにも多数、生地が採用され、その品質は折り紙付きだ。
■世界にここだけの編み機「バランサーキュラー®」
この染めTシャツの生地は「丸和ニット」が誇るオリジナル編み機「バランサーキュラー®」によるもの。通常は横糸のみで編んでいく「丸編み」に縦糸を組み込むことで生地にハリとコシを与え、最高の肌触りを実現している。
デザインはCENTENA「LUXARY Tシャツ」でも担当してくれたデザイナー・佐藤奈央子さんによるもの。プロジェクト担当の山上秀久さん、佐藤さん、CENTENAプロデューサー 中村の三者が何度も打ち合わせやサンプル制作を繰り返した末に、デザイン、サイズ感、着心地にこだわり抜いた“染めTシャツに最適なTシャツ”を完成させた。
■ベースとなったTシャツの形
一般的なTシャツと比べて着丈や身巾、裾巾は大きめ。また、アームホールを広く取り、手を降ろした時に脇の辺りがクシャっとしないように工夫している。こうしてできあがったのは風通しも着心地もいい夏に涼しいモデル。生地はLUXARY Tシャツと同じなので肌触りが抜群にいい!
この柄はどんな場所に似合うだろう? アイデアが湧いてくるTシャツ
メンズに大きな水玉の着こなしは難しい? いやいや、ブルーベースのトーンでまとめたこのTシャツなら、普段使っているショートパンツやバッグとすんなり溶け込み、相性の良さに驚くことだろう。いつもはこうした柄を着ない人があえて着るからこそ意外性が出て面白い。海やリゾートに似合いそうだが、普段着として、音楽フェスやアウトドアでの「魅せるTシャツ」として、幅広いシーンで使いまくってほしい。
ファッションブランドが手放したくない、内田染工場による渾身の染めをぜひ味わって。
ディテール
使用イメージ
アイテム詳細
素材:綿95%、ナイロン5%
製造国:日本
アイテムサイズ
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