【フクシン】藤巻百貨店別注とろける心地の裏起毛手袋

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手にした瞬間、気持ちがとろける。とろみと暖かさが別世界、藤巻百貨店別注ベーシック手袋

■全国からここの手袋が求められている。そして藤巻百貨店でも別注！

日本産の手袋の9割を作り上げる手袋産業の要が香川県東かがわ市。大小さまざまなメーカーが軒を連ねるこの町で、日本全国のブランドや小売店からオーダーが絶えない企業が「フクシン」である。その理由は、暖かさへの飽くなき探究と、企画実現能力の高さにある。それを頼りに藤巻百貨店でも別注オーダーをかけたのが、この「とろける心地の裏起毛手袋」だ！

■とろみと暖かさ、ここに極まれり！スマホ操作にも対応

最大の特徴は、圧倒的な「とろみ」と「ホワホワ感」。プレミアムシュークリームと呼ばれるなんとも柔らかそうな糸を使い、空気をたっぷりと含む構造を持たせることで、とろけるような極上の感触と暖かさを発揮してくれる。両手の3本の指がスマホタッチ対応になっており、利き手に限らずどんな方でも操作できるのもメリット。3本指ジェスチャーも使える！

■手袋OEMの対応力がスゴイ企業。その真価はニットに現れる

「革、スポーツ用、キャラクターものなど、あらゆる手袋を取り扱っていますが、最も得意とするのがニット編みの手袋。最新鋭のホールガーメント機であらゆる要望に応えられることを強みに、信頼を獲得してきました」と語ってくれたのは代表取締役CEOの福﨑二郎さん。近年は、夏の繁忙期以外も24時間稼働させないと間に合わないほど受注が多く、それだけに手袋に関する潤沢なノウハウが積み重ねられている。SDGsに依拠するサスティナブルへの取り組みや、技術やデザインの付加価値が評価され、2023年には経済産業省による「次世代を担う繊維産業企業100選」にも選ばれた。

■最新ホールガーメント機×技術者の力で、あらゆる手袋を作り出す！

1977年に手袋の卸問屋として創業し、80年代にメーカーとなったフクシンは東かがわの手袋製造としては後発にあたる。だから新しい機械を導入して他ではできない手袋を作り続ける必要があった。82台もの最新鋭ホールガーメント機を揃えているのはそんな理由から。「ただ、この機械はプログラミングの技術とセンスが必要不可欠。これを扱うスタッフの力もまた大切なんです」（福﨑さん）。機械と人の二つの強みによって、毎年のように変わる手袋のデザインや作りのトレンドに対応する。

■暖かさ、柔らかさ、伸縮性、すべてがプレミアムな糸

それらのノウハウをもとにオリジナルで作り出したのが、プレミアムシュークリーム糸手袋だ。糸の段階から起毛加工をする特殊な7ゲージ糸を使い、目の詰まったニッティングを行う。そうすることで、しっかりとした厚みを保ったまま、非常に柔らかな風合いと伸縮性に富んだ手袋が誕生する。また、カモミール成分と唐辛子成分（カプサイシン）を染色段階で織り込むセルフヒーター加工によって、さらなる暖かさを発揮するのだ。

■最後の超アナログ工程が極上のとろみを生み出す

さらに、ここからがフクシンの真骨頂。「手袋の内側を機械で起毛させるのが主流ですが、プレミアムシュークリーム手袋はヨーロッパの一流メーカーなど世界でもごく一部にしか採用されていない『チーゼル裏起毛』で起毛させます。金属針よりも柔らかなタッチになるのと、手仕事だからこそ指の又やサイドの細かい部分までも起毛させることができるのです」（牧本さん）。どれくらいの力加減で当て、起毛させるのかは、職人の長年の経験と勘が生きる。

チーゼルとは植物の名前で、タワシのような形をしたトゲのある実を乾燥させたもの。それを専用の機械で高速で回転させ、起毛させたい部分に当てていく。ふわふわ感が増すことで空気の層が発生し、より暖かさを実感できるというわけだ。この機械はもう製造されていない年代物。機械自体のメンテナンスを自分たちで行うフクシンならではの手袋加工ともいえる。

■まるで手だけが天上の世界。そんな新感覚が訪れる

こうして完成した「とろける心地の裏起毛手袋」は、手を通した瞬間に感じる圧倒的なとろみの包容感と、じんわりと感じる暖かさに、思わず感嘆の声を上げてしまうほど。優しくフィットする装着感もまたこだわりのポイントだ。左右の親指が折り込まれた立体成形や、ふわりとした縮絨の調整によって、エレガントさと高級感のある外見バランスのカジュアル手袋となっている。メンズ・レディース両方の展開だ。

■服装を選ばない超ベーシック手袋は、多色買いやプレゼントに最適

年齢を問わず、どんな服装にも合うベーシックなデザインとカラーを目指して別注した今回のモデル。本体とリブのツートーンカラーや、レディースのみタッチ対応部分を目立たなくしているなど、配色にもこだわった快作だ。首都圏の冬ならこの手袋で通せるほど暖かいし、極寒の環境なら手袋のインナーにするのもいいかも。汎用性の高い仕上げは、ひとつと言わず、2色ほど手に入れてアウターのカラーに合わせて使ってみたくなる。または、パートナーとペアで使ったり、家族でそれぞれの色を選んだり、プレゼントにもふさわしい。とにかく多くの方にこの極上のとろみを味わってほしい！