【三陽山長】ストレートチップレインシューズ 防水 友二郎

■威風堂々！王道の黒スト「防水 友二郎」が遂に登場！
「最上の革靴から生まれた、究極のレインシューズ」として今年6月に初登場し、我々の度肝を抜いた「三陽山長（さんようやまちょう）」の防水シューズ。大反響を呼んだ同シリーズに、今回新たに紳士靴の基本“黒のストレートチップ”が加わる。この「防水 友二郎」は、「初登場時に約600足が即完売」「その後も生産するたびに即完売」という驚異のセールスを記録。直営店舗でも入手するのが難しい、知る人ぞ知る一足である。本作のベースとなっているのは、「三陽山長」すべてのモデルの原点となったマスターピースであり、今なおトップセールスを続ける革靴「友二郎」。ステッチや革の質感、グッドイヤーウェルト製法による立体的な靴のフォルムまでを忠実に再現した一足は、歩き心地も革靴そのもの。堂々たる佇まいで、雨の日のスーツスタイルに“格”を添えてくれる。スーツの着こなしには一家言ありという大人世代にこそ試してほしいこの一足。完売必至のアイテムにつき、サイズがあったら迷わずにゲットしてほしい。

■「品質本位」で“ニッポン靴の最高峰”へひた走る
時は2001年。数多のアパレルメーカーが服飾雑貨に注力しようと群雄割拠する中で、「三陽山長」の前身である「山長印靴本舗」が、シューズプロデューサー・長嶋正樹氏によって立ち上がる。海外に負けない、最高の日本製革靴を作るというテーマと、圧倒的なまでの美しい仕上がりは瞬く間に話題を呼んだ。「わが国には、世界のどこにも負けない、靴作りの技があるのだ」そんな確信とともに、彼らのモノづくりに共鳴した「三陽商会」がタッグを組み、「三陽山長」の歩みは始まった。「スタートから20年がたった今も、変わらないのは『品質本位』というコンセプト。世界に通用する匠の技で、永遠に受け継がれるモノづくりを目指し続けています」とブランドマネジャーの猿渡（えんど）氏は話す。その言葉通り、彼らの描き出す一足は、時代にも流行にも流されない。どこまでもクラシカルな姿で、永遠の美を物語る。

■グッドイヤーウェルトの履き心地をレインシューズで再現！
「友二郎」をレインシューズに落とし込む中で最もこだわったのは、靴の立体感やフォルム。「友二郎は革を木型に釣り込み、靴底をつける“グッドイヤーウェルト”という製法で作られます。しかしPVC（ポリ塩化ビニル）の一体成型では、革を釣り込んだ張りや丸みが表現できない。そこでまず袋状のアッパーを成形し、そこへソールを圧着させることで、本来の革靴に近いメリハリのあるフォルムを完成させました」（猿渡氏）。もう一つのこだわりは履き心地。木型はブランドを代表するマスターラスト“R2010”を使用し、「友二郎」のフィット感を再現。「R2010は日本人の足形に合わせヒールカップが小ぶりに設計されています。歩く時に踵が抜けないため、靴ずれしにくく、疲れの軽減にもつながります」（同）。さらに履き心地を向上させるためひと工夫。「革靴は履くほどに馴染んでいきますが、PVCではそれは不可能。通常の革靴よりワイズを少し広めに設計することで、“馴染んできた革靴”のようなフィット感を作りあげました。」（猿渡氏）。

■外は大雨、でも大事な商談はある。そんな時に頼りになる一足
歩きやすさの理由は他にも。底面には濡れた路面でも滑りにくい微発泡ラバーを使用。ソールにはほどよい重みをもたせ、実際の革靴と同じような歩き心地を追求した。さらに土踏まず部分を絞り込み、足裏のアーチもしっかりとサポートしてくれる。上質なインポートレザーのような豊かな質感は、本物の革靴を型取りして生まれたもの。「型取りをする靴は、一つの傷もシワも許されません。“完璧な革靴”を左右作り上げるのは至難の業でした」と猿渡氏。継ぎ目なしの完全防水で、水たまりにバシャッと足を入れても、雨の中を長時間歩いても水の侵入はあり得ない。日々の通勤はもちろん、オフィスの置き靴としてもおすすめだ。大事な商談がある日など、ここぞという日に限って外は雨…というのはよくあること。「防水 友二郎」があれば、ビシッと決めたスーツスタイルを乱すこともないし、大切な革靴を雨に濡らすこともない。多くのビジネスマンが求めていた“勝負の日に安心して履ける一足”が、ここにある。