【岩鉄鉄器】ダクタイルダッチオーブン＆ダクタイルパン

■これまでの常識を覆す“新鉄器”の時代、到来！
人類の歴史に、新たな節目が刻まれた。“新鉄器”時代の到来である。鉄器と言えば、なのは日本の代表的な伝統工芸品として揺るぎない地位とブランドを築いてきた『南部鉄器』だろう。料理が美味しくできるうえに、鉄分もとれる優れモノだ。きちんとメンテナンスをすればより使いやすく馴染んでいくという“育てる楽しみ”もある。しかし鉄でできているだけあって、重かったり、気を抜くとサビつきやすかったり、メンテナンスが必要であったりと扱いにくい面もあり、「なかなか手が出せない」という人も多いのではないだろうか。しかし今回、それら一切の悩みとおさらばする新たな鉄器が藤巻百貨店に登場する。岩手製鉄のファクトリーブランド『岩鉄鉄器』の「世界一軽いダッチオーブン」と「100年使えるフライパン」だ。衝撃的なほど“軽く・サビにくく・お手入れも楽々”な、まったく新しい逸品。“新鉄器”時代最初の一振りの魅力溢れる世界をご紹介していこう。

■戦後の復興期を支えた製鉄業の本丸、渾身のファクトリーブランド
岩手製鉄は「産業の米」とまで言われた鉄造りを通じて、戦後の日本の復興を支えるべく1949年に創業した老舗企業だ。素材としての鉄造りから製造業に転換したのは1994年のことだが、17世紀に誕生し、既に文化を確立していた『南部鉄器』に競合する必要はないのではないか、という考えもあり、鉄器造りへの挑戦はしてこなかった。しかし2016年、彼らはファクトリーブランド『岩鉄鉄器』を創設し、ついに動き出したのである。現社長の佐藤氏は「製造業への転換期を牽引した当時の社長・小原の『今までにない鉄器を造ろう』の一言から、全ては始まりました」と語る。技術はめざましく発展しているのに、鉄器はまだ重くサビやすいイメージに留まっている。そんな常識を打ち破る、誰も見たことのない“新鉄器”で人々の暮らしを豊かにしよう。『岩鉄鉄器』は、そんな使命を背負って誕生したのだ。

■開発に3年！衝撃的に“軽く・サビにくく・お手入れも楽々”な世界初の鉄器
『岩鉄鉄器』の最大の魅力であり、“新鉄器”たらしめているポイントはやはりその衝撃的な「軽さ・サビにくさ・お手入れの楽さ」。「軽さ」は、強靭な構造で知られるダクタイルを独自開発の技術でわずか1.6mmにまで薄肉化したことによって叶えられている。従来品の約半分の重量だ。「サビにくさ・手入れの楽さ」は、ダクタイルの素地に重ねられた窒素加工層・酸化加工層という世界初の3層構造によるもの。窒素加工は表面をタワシなどでゴシゴシ洗ってもキズつかないほどに固く強靭にしつつ焦げ付きにくさを実現し、酸化加工は意図的に酸化させることで「サビようがない」状態を作り出している。コーティングをしているわけではないため、それぞれの効果効能が無くなる心配もない。油を塗るなどのメンテナンスの必要もない。言葉にすれば簡単だが、これらはすべて岩手製鉄が3年以上かけて独自開発した技術。ゆえに、“新鉄器”時代の到来と銘打つにふさわしい誰も見たことのない逸品なのだ。

■焼く、炊く、煮る、蒸す、揚げる。あらゆる調理もこれ一つ
薄さわずか1.6mmの「世界一薄いダッチオーブン」は、あらゆる調理をこれ一つで可能にしてしまう。高い蓄熱性と熱伝導率を誇るだけでなく、耐熱温度も300度なので、炭の上などでの高温調理もできる。フタをすれば密閉性が上がるため、まるで圧力鍋を使用した時のような柔らかい食感のある一品の出来上がりだ。サイズ感は満水容量が1.2Lと少々小ぶりにも思えるかもしれないが、家族の食卓なら「最高のもう一品」調理に、一人や二人暮らしであれば「最高のメイン」調理に大活躍間違いなし！キャンプなどアウトドアにも持ち出しやすい絶妙なサイズ感だ。さらに驚くべきは、「フタでさえも鉄板として使用できること」である。フタはガス火だけでなく、IHにまで対応可能というのだから、開いた口の塞ぎようがない。文字通りの「万能鍋」だ。

■圧倒的な機能美を活かして、美味しく健康的な食卓を手軽に
「100年使えるフライパン」もまたダッチオーブン同様、あらゆる調理が可能だが、このフライパンならではの「圧倒的な機能美」にもご注目いただこう。丸みのある楕円形で手に優しく馴染み、負担を軽減する持ち手は、程良い長さと付け根にある穴で熱を逃がしているため、調理中も熱さはほとんど感じられない。持ち手の先端にある穴はいろんなフックに掛けやすくするために備えられたものだ。ステーキはもちろんだが、5㎝と少し深めになっているので、カレーやシチューなども調理できてしまう。そのまま食卓に出せるようなシンプルデザインの中にこれだけのポテンシャルを秘めているところは、まさに機能美と言うほかない。衝撃的なほど「軽く・サビにくく・お手入れも楽々」それでいて丈夫で長持ちする“新鉄器”で、最高に美味しくて健康的な食卓を手に入れよう。

■アウトドアに、最高の朝食に！使いやすい絶妙ミニサイズ
振れるほど軽く、お手入れも楽チンな革新的鉄器！岩手製鉄が生み出した究極の逸品、ダクタイルパンに小さめの18cmサイズが登場。スキレットより一回り大きく、フライパンよりコンパクト。「目玉焼きとベーコン」など、朝食用の調理などにもってこいで、使いまわし力も抜群。0.8Lの容量でいて約580gととことん軽いため、キャンプなどアウトドアシーンへの持ち出しにも大活躍間違いなし。ただ焼いただけなのに美味しくなる、頼りがいのある道具だ。ステーキなど、定番の料理のみならず、アヒージョなどにも。鋳鉄のメリットを大いに活かして、思いつくままに様々な料理を楽しんでほしい。