【SAKURA WAQS】TOKYO GA-MA 小物入れ

■古き良きレトロなフォルム。普段の装いに一段上のおしゃれさをプラス
「女性向けのがま口はいろいろな種類があるけど、男性向けのものがない」という言葉をきっかけに誕生したのが、墨田区の革小物ブランド「SAKURA WAQS（サクラワクス）」の手掛けるシンプルでスタイリッシュながま口「TOKYO GA-MA」シリーズだ。「がま口」は、ワンクリックでパチンと開け閉めでき、口がガバッと大きく開くことでお目当てのものを簡単に探せる……と利点が多く、昔から愛用されてきた日本人にもなじみ深いアイテム。どこか懐かしく、愛らしい雰囲気を漂わせるレトロなアイテムだが、本シリーズでは、きめ細かくソフトタッチの高級牛革を使用。シャープですっきりとしたスクエア型フォルムに仕上げ、これまでのイメージを一新！　和モダンな「がま口」は、普段使いからビジネスシーンまで現代の多様なライフスタイルにマッチし、洗練されたセンスの良さを印象づける。

■「日本の機能美」を感じさせる新たなものづくりに世界が注目！
「SAKURA WAQS」は、江戸の文化や伝統を受け継いだ職人たちが多数活躍する東京都墨田区で2008年に創業。ブランド名の「SAKURA」は墨田区が花見の名所であることを由来とし、「WAQS」には「W＝World、A＝Advance、Q＝Quality、S＝Simple」の意味がそれぞれ込められている。企画・デザインを担当する同社代表取締役・和久真弓さんの実父は、クロコダイルやオーストリッチ、リザードといったエキゾチックレザー専門の革職人。ものづくりに関して幼い頃より「素材選びから怠らず、いいものを吟味して作らないと恥ずかしい」と教えられてきたという。そんな父から多大な影響を受け、職人の哲学や信条を学んだ和久さん自身もものづくりに関しては一切の妥協を許さない。伝統に裏打ちされた職人の熟練技と、現代の価値観やライフスタイルにふさわしいデザインを融合させた同社のアイテムは、米国・NYの「イサムノグチ美術館」で取り扱われるなど、国内だけでなく、世界的に高く評価されている。

■「革の匠」が厳選。ミリ単位で試行錯誤したオリジナル金具とオールレザーであつらえたリッチな逸品
和久さんがこだわるのは、伝統的な職人技による機能美と現代の生活にマッチするスタイリッシュなデザイン。これらを実現するのは、こだわりだけでなく、やはり長年に渡って培われ、磨かれた熟練技と選び抜かれた素材だ。「TOKYO GA-MA」シリーズでは、ソフトタッチで肌触りが良く、耐久性・耐水性にも優れている姫路産の牛革を使用。その牛革のハリとコシを活かすべく、ギリギリの薄さまで漉いているため、裏芯材を使わず軽量化も実現。また、使い勝手を左右する金具も特注品で、金属素材や色、加工、幅、留め金の「らっきょう玉」までmm単位で指定してオーダーしている。「メイドインジャパンの金具は歪みがなく、丈夫。1mm違うだけでも表情や開き具合がガラリと変わるので、がま口自体はすでにある道具ですが、まったく新しいものを作る感覚ですね。」と和久さん。シンプルな道具ながらも、熟練の職人ならではのこだわりが随所に詰まった究極の“がま口”だ。

■使い方は自由自在！ なマルチながま口
「がま口の小銭入れ」と言うと、丸みを帯び、ぷっくりとしたフォルムが思い浮かぶが、「TOKYO GA-MA」シリーズは、直線でシャープなスクエア型が特徴的。マチをなくした袋部分は一見薄型だが、実は驚くほどの収納力を誇る。カードケースの場合、一般的な名刺は30枚程度、クレジットカードは10枚程度が収納可能。また極小のコインケースも500円玉がしっかり収まるサイズで、印鑑など多少の厚みがあるものでもパチンとがま口を締めれば、すっきりとした美しいフォルムを保つ。出し入れのしやすさ、内部をすべて見渡せる使い勝手の良さは、口がガバッと大きく開き、その形状をキープするという、がま口だからこそ為せるワザ。また、仕切りがなくシンプルなつくりなので、カード、小銭、イヤホン、アクセサリー、薬など小物入れとしてマルチに使える。持ち主の用途に合わせ、思いのまま自由に使っていただきたい。