【ELNEST×KEEN】UNEEK YAKUSHIMA Forestra Camo

「ELNEST」×「KEEN」夏のコラボは、紐でできた楽チンシューズ！ 井浦新の屋久島への想いをカモ柄に込めて

■ELNEST×KEEN、屋久島カモ柄のミクスチャー！

俳優として映画やドラマに出演する一方で、ファッションブランド「ELNEST CREATIVE ACTIVITY」（エルネスト・クリエイティブ・アクティビティ）のディレクターを務める井浦新さん。ELNESTは毎年、アウトドアシューズブランド「KEEN」（キーン）とのコラボレーションを発表しているが、第12弾となるモデルは、KEENの代表作のひとつである「UNEEK」（ユニーク）がついに登場。ELNESTが制作したオリジナルのテキスタイル「YAKUSHIMA Forestra Camo」を使った、またとない快作に仕上がっている。

■UNEEKのデザインへの衝撃。満を持してコラボが実現

「もともとKEENはサンダルの型にハマらないサンダルなど、面白いシューズを作っているブランドですが、その中でもUNEEKが登場した時の衝撃は大きかったですね。履いていてラクなんだろうなと視覚的にわかるし、民族的でプリミティブな造形もユニーク。フィールドシューズの新しい定番になると直感しました」。井浦さんは、UNEEKと出会ったときの第一印象をこう語る。ELNESTでいつかはやりたかったモデルであり、今回、満を持してコラボを果たした。キーとなるのは、前回のコラボモデル「HOODZERRA WP」と同じ「YAKUSHIMA Forestra Camo」だ。

■「屋久島はすごくワクワクするし、宇宙の縮図のような場所」

「YAKUSHIMA Forestra Camo」は、井浦さんが惹かれている屋久島の花崗岩や動植物の姿をコラージュしたテキスタイル。「屋久島は縄文杉が特に有名ですが、島全体を覆う森や山がそもそも圧倒的で、登山や自然が好きな人はすごくワクワクする場所。樹齢数千年の朽ちた巨木の切り株の中には生命力にあふれた苔が広がり、芽吹く新芽を見ると、宇宙の成り立ちがそこにあるような気がしてきます。そのインスピレーションからFOREST（森）とASTRA（宇宙）をかけあわせてFORESTRAという言葉を作ったんです」

カメラで撮影した風景写真をベースにコラージュした「YAKUSHIMA Forestra Camo」。鬱蒼とした植物の後ろには、屋久島の山を形成する花崗岩の写真が敷かれている。2000m級の山々が海から垂直に立ち上がる屋久島を語る上で、花崗岩は欠かせない存在。ソール部分も花崗岩をイメージしたデザインとなっている。

■ここがすごい！ UNEEKは「走れるサンダル」

ベースモデルのオープンエアースニーカー・UNEEKは、紐で編まれたアッパー部分が一大特徴。KEENが「インターロッキングコードシステム」と呼ぶ特許取得済みの方法で編まれており、2本のコードが足の動きに合わせて変形することでフィット感が得られるという。今回のコラボモデルでは、レギュラーモデルの細い丸紐に変えて、縄をイメージしたツイストコードを採用している。

「UNEEKは甲とかかとで足をとめていて、この2点をおさえるだけで走れるくらいのホールド感がある。脱ぎ履きもラクです。足の設置面が少なくて、それ以外は紐だから、ノンストレスなところがいいですね」（井浦さん）。伸縮するバンジーシューレースでギュッと締められて、ソールのクッションやグリップも頼もしい。

■街でもアウトドアでも快適に過ごせる。屋久島カモの遊び心も楽しもう

では、UNEEKはどんなシーンに履くといいだろうか？
「キャンプをするときにおすすめですね。体を激しく動かす遊びでも脱げないですし。それから、旅に出かけたり、移動しているとき。実際、屋久島ではセカンドシューズとして登山以外の移動時に履いていました。裸足で履いてそのまま川の中に入っちゃったり、海の砂浜で遊んだりもできます。街でもフィールドでも万能に履けるシューズです」（井浦さん）

ほぼサンダルのようにラクな履き心地なのに、走れるほどのフィット感が新鮮で、長く歩いても疲れにくい。「YAKUSHIMA Forestra Camo」を基調にグリーン系で整えられたカラーは、短パンやリラックスパンツと合わせやすく、カモ柄のアクセントも発揮できる。靴下はありでもなしでもOK。グルカサンダルのように使えるから、今夏はスニーカーやサンダルの代わりに、このシューズで快適さを味わいたい。