【ELNEST×KEEN】HOODZERRA WP YAKUSHIMA Forestra Camo 防水ウインターブーツ

井浦新が率いる「ELNEST」×「KEEN」の新作！
冬にガシガシ使える万能ブーツを屋久島の森が彩る

■今年のコラボレーションは、屋久島の森をブーツの柄に

俳優として第一線で活躍する一方、ファッションブランド「ELNEST CREATIVE ACTIVITY」（エルネスト・クリエイティブ・アクティビティ）のディレクターを務める井浦新さん。彼とアウトドアシューズブランド「KEEN」（キーン）の関係は長く、今年で11年目を迎える。そして、発売される度に話題を呼ぶ両者のコラボレーションだが、今回は冬用のブーツ「HOODZERRA」（フッドゼラ）をベースに、井浦さんが訪ねた屋久島の森のテキスタイルが採用されている。

■屋久島固有の動植物を散りばめた「YAKUSHIMA Forestra Camo」

KEENの数あるシューズのラインナップのなかでも、冬に特化したモデルは多くない。この「HOODZERRA WP」は、そんな数少ない冬用モデル。「汎用性のあるものより専門性のある靴が好きなんです。そうした意味でも『HOODZERRA WP』は冬専門なのでぼくの好み」と井浦さんは言う。今回はそこに、屋久島固有の動植物をコラージュした「YAKUSHIMA Forestra Camo」と呼ばれるテキスタイルが用いられている。ダークカラーが多くなる冬の装いにも映え、かつアウトドアでも重宝する一足だ。

■「ELNEST」のものづくりに欠かせない、旅と伝統、そして自然

井浦さんが率いるELNESTのもの作りの根底には、”旅”というテーマが脈々と流れている。”旅”からインスパイアされて作られるデザインであり、ひとたび身に纏えば”旅”をサポートしてくれる良き相棒になってくれる。日本の文化や伝統工芸とのコラボレーションも積極的に行っており、これまでにもKEENとは葛飾北斎の浮世絵をモチーフにした「YOGUI ARTS -Kumonokakehashi-」や縄文文化をモチーフにしたウォームサンダル「HOWSER SLIDE -JOMONMANIA-」などを制作するなど、枚挙にいとまがない。

■「YAKUSHIMA Forestra Camo」に込めた井浦さんの熱い思い

海底火山が噴火し、マグマが隆起してできた屋久島が今回のコラボのテーマ。「屋久島の森を訪れたとき、樹齢何千年もの倒木から新芽が出ていたり、そうした木々の切り株に苔がむしていたりしてるのを目にしたとき、そこがまるで『宇宙の縮図』であるように感じたんです。宇宙の星々も途方もない年月をかけて生まれては消えてを繰り返し、いまの宇宙を形成している。そのインスピレーションからFOREST（森）とASTRA（宇宙）をかけあわせてFORESTRAという言葉を作ったんです」

■自然の豊かさを知るひとつのきっかけに

「買って履くだけではなく、本作をきっかけに、少しでも多くの人が自然へと足を運んでくれたらと思っているんです。そうして実際に自然を体感すると、その景色を守っていきたい思いが芽生えるはず。そこから街でのライフスタイルも、環境に負荷をかけないものにシフトチェンジしてくれる人がいれば、作った甲斐がありますよね」。屋久島で実際に井浦さんが出会った島固有の動植物を組み合わせることで、今作の特別な柄はできあがっている。

■防水透湿素材と高い保温性能、そしてホールド力

ベースモデルのHOODZERAはKEENの技術の粋を集めたと言ってもいいほど、性能に優れている。このタイプのブーツとしては群を抜いた軽さと履きやすさを誇り、脱ぎ履きがしやすいのにも関わらず、アッパーのストラップをひとたび締めれば、どんな足型であれ驚きのフィット感を実現してくれる。ほかにも、防水透湿素材を採用しているため雨に濡れることもなく、アッパーに封入された保温素材がマイナス20℃の環境下でも足元を快適に維持してくれるのだ。

■出番は冬だけにあらず。夏以外の3シーズンで活躍してくれる！

季節関係なく、自然のなかでキャンプをすると足元が冷えてしまう。焚き火にどれだけ当たろうと、足先まではなかなか温まらない。そんなときに本作の出番だ。KEENが独自に開発した保温素材をアッパー部分に仕込むことによって、冷えとは無縁のキャンプライフを送ることができる。冬のブーツと謳ってはいるけれど、夏を除いた3シーズンで活躍してくれる。また、キャンプはテントと外の行き来が激しく、シューズの着脱も多い。本作はストラップを緩めたり締めたりするだけで着脱も簡単で、その利点もキャンプ場で実感できるはず。

■特徴的な見た目とは裏腹に、どんなスタイルも許容してくれる一足

カモ柄×ブーツと聞くと「ミリタリー色が強すぎるのでは？」と感じるかもしれない。ただ、今作に限って言えば、KEENの得意とするストラップがあることに加えて、動植物をモチーフとした柔らかなカモ柄のため、意外にもどんなコーディネートにも馴染んでくれる。機能素材で全身をまとめた王道アウトドアスタイルにはもちろん、ワイドでボリュームのあるパンツとの相性もいい。テーパードのパンツをインしてもいいかもしれない。井浦さんの言葉を借りるなら、この靴はたしかに「専門性」のある靴。けれど、ことファションに関して言うならば、実に「汎用性」のある一足なのだ。