【ELNEST】旅するジーンズ帆デニムTシャツ

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井浦新氏による「ELNEST」の定番Tシャツ
胸に特別な「デニム」のワンポイントが

■あの井浦新氏によるブランド「ELNEST」が登場
俳優・クリエイターとして活躍する井浦新氏が、10代から携わってきたファッション分野の経験を生かして展開する「ELNEST CREATIVE ACTIVITY（エルネスト・クリエイティブ・アクティヴィティ）」。2008年に誕生したこのブランドは、伝統文化に造詣の深い井浦氏の考えを反映させ、日本に継承されてきた技術や職人の思いを現代のアイテムにこめたコレクションを発表している。井浦氏のクリエイターとしての側面をいかんなく発揮したこのブランドが藤巻百貨店に登場する。まずはじめに、井浦氏も幼い頃から親しんできたという「デニム生地」を使ったアイテム。このTシャツとiPhoneケースの2種は、実はとんでもないプロジェクトの末に誕生したものだった。

■カイハラデニムと作り上げたデニムとは？
「カイハラデニム」という言葉をご存知だろうか。デニム好きならずとも一度は聞いたことがあるかもしれない。デニム生地の分野で国内の50％以上という圧倒的なシェアを占めており、アメリカ・ヨーロッパ・アジアなど世界20数カ国へも供給しているというトップメーカー。名だたる高級メゾンへも採用されるなど、プレミアムジーンズの素材としてもそのクオリティの高さが知られており、世界トップクラスのデニム生地を作っているのだ。このカイハラデニムとELNESTが取り組んだプロジェクト「旅するジーンズ」により、航海する船の帆にデニムを使い、自然の力だけでエイジングさせた世界初のデニム生地を使用している。

■定番Tシャツで感じるELNESTのエッセンス
身幅は大きすぎず、タイトすぎず、着たときにストンと落ちるちょうどいいサイズ感のこのTシャツ。ELNESTの定番Tシャツの形であり、素肌に来たときの肌の当たりが柔らかいコットン素材を使用している。ホワイト・インディゴ（淡）・インディゴ（濃）の3色で展開し、その胸には「旅するジーンズ」でエンジングさせたカイハラデニム製のデニム生地ポケットが。ムラ感のあるインディゴ染のははじめから着こんだような風合いが大人びた雰囲気。裾にはELNESTとカイハラデニムのダブルネームタグが、左袖には帆と瀬戸内海に打ち寄せる波とをデザインした「旅するジーンズ」のロゴマークが赤く施され、これもまたアクセントになっている。

■着こんでいくごとに変わる様子を味わって
帆の数に限りがあるため、もちろん数量限定のアイテム。青や白のTシャツは太陽の下が似合うので、「早くこれを着て外へ飛び出したい」とウキウキとした気持ちになるのがこのTシャツ。帆は薄い・濃い・中くらいと3段階の色があり、航海を経たデニムのワンポイントを利かせ、洗いこむことで変化していく色を楽しむことができる。インディゴ染めやホワイトの生地もきっと、着ていくうちに風合いが変わっていくことだろう。ホワイトはデニムの色が移っていく可能性もあるが、それもまた育てる楽しみというもの。デニムやコットンと一緒に歳を重ね、経年変化を楽しんでいただきたい一枚だ。