馬具屋の矜持を宿す、威風堂々たる佇まい
仕事も休日も颯爽と。“格が違う”オールレザートート
■「トートが欲しい!」ファンの声から生まれた待望の逸品
世の“ビジネストート派”に朗報である! あの「ソメスサドル」から、ビジネスシーンに映える王道レザートートが新登場。ソメスサドルと言えば、今上天皇「即位の礼」で馬車用馬具一式を奉納したことでも知られる国内屈指の馬具メーカーだ。馬具由来の堅牢な仕立てにより“究極のシンプリシティ”を体現したバッグは、これまで多くのビジネスマンを虜にしてきた。そんな同社から2020年に登場したのがカジュアルライン「TROT」。馬術用語の“トロット(はや足)”がその名の由来で、国産のオイルレザーを贅沢に使用したトートは、重厚感を纏いつつも軽快な使い心地が魅力だ。「ビジネスカジュアル化が進み、トートの需要はますます高まっています。本商品は“オンオフどちらでも使えるトートが欲しい”というお客様の声から生まれたアイテムです」とソメスサドル・川崎氏。馬具由来のテクニックが散りばめられたトートは、耐久性も機能性も抜かりなし。ハイエンドな大人にこそ相応しいビジカジトート、ぜひともチェックしていただきたい。
■道具屋としての誇りを常に。馬具作りで培った日本屈指の職人技
競走馬の騎手は、わずか18mm幅のアブミ革ベルトに全体重をかけて命を預けるという。絶対に失敗の許されない馬具製作は、まさに幾多の経験を積んだ熟練の匠のみがなせる技。ソメスサドルはこれまで、世界を舞台に活躍する名だたるトップジョッキーの鞍作りをいくつも手掛けてきた。人馬一体の要となる馬具作りに注いだ職人技は脈々と受け継がれ、革製品の総合ブランドとなった現在も色褪せることはない。社名はフランス語で“頂点”を意味する「SOMMET」から。その名の通り、革製品の極致といわれる鞍作りで培った緻密で高度な技術を生かし、“真のホンモノ”と呼べる革製品を追求し続けている。“どんな機械であってもなしえない完成度を可能にする”というポリシーのもと、縫製、磨き、仕上げまでの行程をすべてハンドメイドで行うのが同社のこだわり。また、「長年にわたって愛用してほしい」という想いから、製品の修理にも力を注いでいる。
■二層構造でサクサク仕分け!馬具職人の技が光る巧みな革使い
最大の特徴は“あおりポケット”による二層構造。ファスナー付きのメイン収納の隣に同幅のオープンポケットが隠れており、すぐにアクセスしたい荷物をサッと収納できる。柔らかな風合いの革は、ミモザ由来の植物タンニン100%で鞣したオイルレザー。タンナー特製のオイルとワックスを染み込ませシュリンク加工を施した革は、独特のシボ感と光沢が魅力だ。その表情は使い込むほどに艶やかに変化し、味わい深い革へと育っていく。「バッグ全体の強度を高めるため、ハンドルや角革にはハードなスムースレザーを使用しています。部位によって異なる革を使い分けるのは、鞍作りの原点とも言える技法です」と川崎氏。角革の立体的かつ流麗なカーブは、鞍のフォルムを彷彿とさせる。また、ポケットや金具などのギミックを最小限に留めることでバッグの軽量化を実現。重厚な外観とは裏腹に、見た目より軽いのもポイントだ。ハンドルの付け根の当て革や、太番手の糸による美しいステッチワークなど、そこかしこに光る馬具由来の職人技も見逃せない。
■重厚に魅せて、軽やかに持つ。じっくりと育て上げたい相棒トート
上等な革の風合いがスーツ姿に映える「TROT」のトートバッグ。内装は視認性が高いカーキベージュ色の綿オックスで、A4ファイルや13インチPC、ハードファイルなども余裕で収まる。ハンドル付け根の楕円カンにより持ち手がパタッと倒れてくれるので、荷物の出し入れも快適だ。平手のハンドルは肩に負担がかかりにくく、荷物が軽く感じられるのもポイント。さらに帯革と底面が荷物をしっかりホールドしてくれるため、持った時に重心が偏らないのも嬉しい。「容量たっぷりなので資料やPCを常に持ち歩く方、テレワーク下で荷物や移動が増えた方などにもオススメです」と川崎氏。中身が見えないジップトップ仕様ゆえ、一泊程度の出張にも最適だ。オンもオフも気兼ねなく連れ出せるのはキズや汚れが目立ちにくいシュリンクレザーゆえ。ぜひガシガシ使い込んで、自分だけのアジを刻んでいってほしい。自分と共に年月を重ねたトートを颯爽と持ち歩く…数年後の姿を想像しただけで、今からワクワクが止まらない。
カラーバリエーション
ディテール
使用イメージ
アイテム詳細
アイテム詳細
素材:牛革
仕様:外ポケット1/内ポケット3
サイズ:H30×W37×D14㎝
ハンドル:25㎝
重さ 1.0㎏
生産国:日本