【caramo】POLARTEC CPOシャツ

■着込まずかっこよく暖かく。革新のオリジナルウェア！
ニットにコート、マフラーやスヌード、手袋。多くのアイテムをレイヤードし、完成させる「秋冬ならでは」のスタイルは、確かにそれだけの楽しみがある。だが、秋と冬の中間のような気温も続きやすい昨今では、着込みすぎると、もはや「暑い」とさえ感じることもあるのも確かだ。元来暑がりの方であればなおさらであろう。そこで今回、大手を振ってご紹介したいのが「POLARTEC CPOシャツ」。藤巻百貨店のオリジナルブランドアイテムとなる今作は、「薄着でも暖かく、体温調節もできて、さらにオシャレ」というテーマに挑み、完成を見た。世界的な生地メーカー「POLARTEC」の代名詞的な生地と、クラシカルなCPOシャツのディテールを採用した、ありそうでなかった革新のトップスだ。

■クラシカルだがNEW NORMALに合わせたデザインに
ネクタイやシャツなど、メンズのドレスアイテムを中心に大人の男性の胸元を彩ってきた「フェアファクス」。2021年に立ち上げた「&ease」では、在宅勤務が当たり前になり、打ち合わせもプレゼンもリモートという新しい働き方＝NEW NORMALに合ったスタイルを提案している。こだわりの素材と日本の高いクオリティ技術による縫製仕上げという「フェアファクス」の“MADE IN JAPAN”のこだわりを引き継ぎつつ、「Make Your Style」というブランドテーマに合わせ、「24時間7日間纏いたくなる」ような上質なモノづくり。そんなデザインを形にしてみせているのが、同ブランドデザイナーの平手氏である。「着込みすぎない秋冬のオシャレを」我々はこのテーマを実現すべく、平手氏とタッグを組んだのだった。

■アルピニストも信頼する暖かさ・軽さ・イージーケア
“フリースの代名詞”と言えるほどの活躍ぶりを見せているのが「POLARTEC（ポーラテック）」社のポーラフリース。アウトドアウェアの第一線を走るブランドとの共同開発によって誕生したこの素材は、瞬く間に世界を席巻した。今回は数あるシリーズの中でも「Thermal Pro」を採用。通気性に富むことでムレにくく、同社の生地の中でも最高クラスの保温性を誇る代物だ。驚くほど軽く、マシンウォッシュOK。毛玉もできにくくケアが楽で、抜群に暖かい。今でこそフリースは様々なカジュアルウェアにあるものの、ポーラフリースはその元祖で、極寒の山々を登るアルピニストも信頼を置き、この素材を使ったウェアを身につけるほどだ。アウトドアウェアとしてのイメージが強いが、この生地ほど「着込みすぎない秋冬のオシャレ」というテーマに最適なものはなかった。この素材を活かしつつ、アウトドアではなく“アーバンな装い”として完成させるべく選んだのが、CPOシャツのディテールだったというわけだ。

■一人三役。一枚でも羽織りとしても、インナーとしても活躍！
「Chief Petty Officer」。「CPOシャツ」とは、その名の通りアメリカ海軍下士官のチーフが着ていたシャツのことだ。ほんのりとオーバーサイズで、両胸のパッチ＆フラップポケットがアイコニック。「縫製はドレスシャツも担える工場で行っています。パーツごとの締りが美しく収まる仕上がりになりました」と平手氏。このおかげで、「カジュアル感」と「きちんと感」が見事に両立し、絶妙な遊び心ある装いが可能となった。一枚で着てももちろん良いし、少し天気の良い日はインナーに羽織ってジャケットのように着るのもかっこいい。ボトムスには、ぜひとも「リラクシブル スマートフランネルパンツ」を合わせてほしい。風を冷たく感じ始めたら、「リバーシブル ダウンベスト」やジャケットなどとも合わせられる。”一人三役”を軽快にこなす「CPOシャツ」は、軽やかに、暖かく、調節しやすいウェアを求めていた方にぴったり。藤巻百貨店のこだわりと職人技の詰まった逸品だ。