【KIYOKAWA】SOPHIE pochette

■このミニマルさがイイ。オンオフで使えるマルチなバッグ
週末のおでかけや旅先での散策、ちょっとしたお散歩に……大人の女性のアクティブな休日を彩る、エレガントなバッグが新登場。ミニバッグ隆盛の今、サコッシュやボディバッグなど選択肢は数あれど、女性らしさを引き立ててくれるのはやっぱりポシェット。藤巻百貨店でも高い人気を誇るレザーバッグメーカー「清川商店」が生み出した「SOPHIE pochette」は、上品なカラーリングと、思わず撫でてみたくなるころんとしたフォルムが魅力。たっぷりマチで、長財布がすっぽりと収まるのも女性にとっては嬉しいポイント。ミニマルなデザインは合わせる服装によってくるくると表情を変え、カジュアルからフォーマル、ビジネスまで、シーンや世代を問わず幅広くマッチする。上質な国産牛革を使い、熟練の職人が手仕事で仕上げた逸品は、あたたかな雰囲気がありながら高級感もしっかり。メイドインジャパンのポシェットで、あなたのオンオフに軽快さを添えて。

■レディースバッグの老舗が見つめる「原点」と「今」
東京スカイツリーの“ふもと”、墨田区吾妻橋に工房を構える「清川商店」。1960年の創業当時から国内生産にこだわり、全工程を「手仕事」によって作り上げてきた職人気質なバッグメーカーだ。二代目の松村由美（よしみ）氏が「生活に寄り添い永く愛用してもらえるような、普遍的なモノを作り続けたい」と語る通り、同社のオリジナルブランド「azzuni」では日常使いの良質なバッグを提案してきた。現在は、娘さんの美咲さんも企画やデザインに加わり、女性の心を捉えるバッグを多数手掛けている。本品は、女性向けビジネスバッグ「SOPHIE」をベースにデザインしたもの。「弊社はレディースのバッグメーカーとして創業しましたが、その頃の女性のお出かけバッグといえばフォーマルバッグくらいでした。現代では多くの女性が男性と同じようにキャリアを積んでいます。清川商店が時代とともに変化するために、女性用のビジネスバッグは欠かせませんでした」と美咲さん。原点を忘れず、それでいて変化を恐れない――「SOPHIE」は、そんな清川商店の「今」を象徴しているバッグとも言える。

■上質な国産レザー×正確な手仕事が生む優美なフォルム
「両手を空けて歩きたい日のお供として、必要な荷物がしっかり収まるショルダーバッグを作りたかった」と美咲さん。良質な国産牛革にシュリンクの型押しを施した革は非常に柔らかで肌馴染みが良く、女性の手に優しく馴染む。傷が目立ちにくいため、日常使いにはぴったりの革だ。デザインのアクセントになっているのがボディの真ん中を通る「玉」と呼ばれる芯。この芯がふっくらとした立体的なフォルムを作り上げ、経年による型崩れも防いでくれるという。こだわりの引き手は使いやすいよう長さを持たせ、どこかスポーティな印象に。「とても小さな金具を使用しているため、実はこのバッグで一番神経を使うパーツです」（美咲さん）。ショルダーベルトは太めのシャンブレーテープを採用。幅広なので、ベルトが肩に食い込んだり洋服を傷めることもない。作り手の「長く使い続けてもらいたい」という想いから、修理やメンテナンスも随時受け付けている。

■上品色が映える。カジュアルにも似合うポシェット
マチ幅はたっぷり8.5cm。長財布やスマホ、パスケース、ハンカチなどが無理なく収まり、間口が大きく開くので荷物の出し入れもらくちんだ。内側にはオープンポケットが2か所。こまごまとした鍵やリップが迷子にならないのも魅力的。カラーは、同社がオリジナルで作り上げたという全５色。特にブルーとアイスブルーにはこだわったそうで、「何度も試作を繰り返し決定したカラーです。大人の女性に持っていただけるよう、差し色にも上品さを求めました」と美咲さん。落ち着いたトーンと立体的なフォルムは、コーデのポイントにもなってくれそうだ。ショルダーベルトを外して、クラッチとしても使ってもOK。エレガントながらマニッシュさも漂わせる「SOPHIE」は、きれいめコーデの日にも、カジュアルで出かけたい日にも違和感なくマッチする。高級感と可愛らしさが同居するポシェットは、女性へのギフトに選んでも喜ばれそうだ。