【JIZAING×INDEN】札入（グリーン革）

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藤巻百貨店別注の“グリーン革”印伝
スッキリとした薄い仕上げがスマートさを演出できる札入

■希少性の高い“グリーン革”の印伝を別注！
鹿革に漆で柄付けを施した革の伝統工芸品の印伝。江戸時代、遠祖上原勇七(現十三代)が鹿革に漆付けをする独自の技法を創案。これが甲州印伝の起源といわれる。以後、「印傳屋上原勇七」が代々技術を伝承し、進化を続けてきた。光の当たり方で微妙な明暗ができ、変わる表情が楽しめるのが印伝の魅力。特に藤巻百貨店別注で作った「グリーン革×黒漆」は2015年の登場以来、大人気を誇るアイテム。さらに2016年からは、ややベージュがかったホワイトが明るくさわやかな印象を与える「白漆」バージョンも仲間に加わり、クールなイメージの「黒漆」と好対照の２本柱となった。同社の専務取締役・上原伊三男氏によれば、「緑色を出すには青や黄色などたくさんの染料を使用する必要があり、調合が難しい」という。実はとても希少なカラーの別注アイテムなのだ。

■手作業で刷られる、縁起の良い伝統柄
他の色と同様、グリーン革の印伝も「印傳屋上原勇七」により手作業で作られる。高度な技術を必要とする印伝の漆付け技法は、和紙を手彫りした型紙を使用し、染色した鹿革に重ね、その上からヘラで漆を丁寧に刷り込んでいく。均一で美しい漆の立体感は究極の職人技だ。繊細な技から生まれる文様は、「小桜」、「とんぼ」の伝統の２柄や、白漆限定の「青海波（せいがいは）も。「小桜」は桜の華やかさ、潔い散り様から“精神の美しさ”を表し、桜好きな日本人の心に響く小紋柄。「とんぼ」は前にしか進まない虫なので、戦国武将たちの間では“勝ち虫”ととらえられ、鎧や装束の柄にも使われていたという勇ましい柄。「青海波」は海がもたらす恵みを呼び起こす縁起柄。どの柄も時間が経つほど漆の色が冴えて、深みのある落ち着いた光沢へと変化する。

■見た目はスッキリ、収納力はバッチリの札入
起毛した鹿革のフワフワとした柔らかさと、表面にのせた光沢のある漆の質感。印伝は他のレザーアイテムにはない独特な表情がある。財布や名刺入・小物入など日常に使うものに仕立てられ、和の要素を簡単に取り入れられるアイテムとして人気が高い。柄が広々ととられた迫力のある「札入」は、革の札入の中ではかなり薄い作りで、スーツの内ポケットに収めてもかさばりにくい。しかし見た目とは裏腹に収納スペースは豊富に設けられている。お札スペースの他にポケットが4カ所あり、レシートなどが分けられて便利。カードポケットは14枚分あり、増えがちなカードもすっきりと収めることができる。札入と小銭入を分けて持つ主義の人には、スマートに持てるこの札入はぜひオススメだ。

■円満や財力＆運気アップのゲン担ぎ！七宝柄が登場
見た目の渋さのみならず、スリムな設計による使いやすさが人気の札入。この度、ついに待望の新柄として、「黒漆・七宝柄」が登場！七宝は7種の宝（金、銀、瑠璃、玻璃、しゃこ、珊瑚、めのう）という意味を持ち、円が重なり合い無限に続くように見えることから“円満な関係”“財力＆運気アップ”の縁起を担ぐ柄とされる。特に人気の高い柄のひとつだ。文様のサイズも絶妙で、スタイリッシュかつモダンな雰囲気のある七宝柄が規則的な光のグラデーションを作り、華やかな雰囲気に仕上がっている。黒漆によってシックな仕上がりだが、光を受けた際に見せる独特のツヤ感が渋くかっこいい。次の財布は「日本らしくスマート」を体現する逸品を選んでみては？