金運祈願、厄除祈願…2025年の干支「巳」を描いた守袋で縁起担ぎ!年末年始だけの限定モデルも!
縁起の良い“いわれ柄”を粋に、ポップに
お守りや護符を入れて持ち歩く袋として、江戸庶民に親しまれた守袋(まもりぶくろ)。素朴な風合いと丈夫さが持ち味の会津木綿生地、知多木綿生地に、縁起の良い“いわれ柄”を染め抜いた「ポンピン堂」の守袋は、かわいらしい色柄とサイズで発売当初からファンを増やし続けている人気商品だ。
江戸の粋人たちに愛された縁起柄モチーフの「守袋」
「守袋」はもともと江戸の粋人たちが好みの縁起柄を誂えで染め抜き、その粋を競い合ったと言われている。工房で一つずつ絵を描き、染め抜かれた縁起柄は歴史の中で育まれた絵柄であり、いずれも日々の安寧や幸福を祈るものばかりだ。
江戸時代からの伝統技で染め抜く和のデザイン
東京・浅草に工房を構えるポンピン堂は、1867年(慶応3年)創業の型染め屋「更銈(さらけい)」の系譜を継ぐ江戸型染めブランド。現在は代表の大野耕作氏と妻、義母の3人で製品の企画、デザイン、製造から検品出荷まですべての工程を担っている。
世界に誇る「日本のデザイン」をあなたの手に
もともと家具の設計に携わっていた大野氏は、妻の実家が営む染屋で型紙を見て「こんなに素晴らしいものがあるのかという驚きと、それが世の中に知られていないもどかしさを感じ、結婚後すぐに妻と一緒にポンピン堂を立ち上げた」と語る。
日本には300年もの歴史の中で、様々なフィルタリングに堪え、今に残ってきたデザインが数多く存在する。海外のデザインも魅力的だけれど、それに負けないくらい素晴らしいデザインが日本にもあることを多くの人に知ってほしい。そんな大野氏の切なる想いが、この小さな守袋には込められている。
粋な江戸文化を楽しむポイントは図案、語呂合わせ
日本の伝統文様はただの装飾ではなく、長い歴史の中で人々の祈りや願いを映す“想いの依り代”として伝えられてきたものだ。そう考えるからこそ、ポンピン堂では古くから伝わる文様を、現代人が見ても愛らしく、粋に感じられるように図案を描き直し、制作している。
2025巳年は全2種での展開となる。
【1】巳
脱皮をすることから「復活と再生」を意味し、邪を退ける存在として信仰されてきた「巳」。また、蛇の姿をした「弁財天」は芸能と財運を司る神として「金運祈願」「厄除祈願」を象徴するモチーフでもあるのだそう。
【2】宝尽くし
「宝珠を抱いた巳」、「小槌の扇」、「梅」の3種類の吉祥柄を組み合わせた、なんとも贅沢な縁起柄「宝尽くし」。「巳」は復活と再生、厄除け、技芸上達を、「小槌の扇」の小槌は金運と商売繁盛を、扇は厄除けと開運招福を、梅は生命力と知恵をそれぞれ象徴している。
用途は自由自在!充電器やUSB、化粧ポーチ代わりにも
江戸時代の人々がお守りや護符(ごふ)を入れて懐に忍ばせた守袋。現代人は化粧品やアクセサリー、衛生用品、イヤフォン、USB、充電器、印鑑など、身のまわりの大切なものを入れる小袋として自由に使っている。もちろん好きなお菓子を入れるのもいい。ポーチ代わりに、日頃から持ち歩いてはいかがだろうか。
守袋は「想いの受け皿」、気持ちが伝わる贈り物に
縁起柄の守袋は大切な人への贈り物としてもオススメ。大野氏いわく「守袋は単なる巾着ではなく、想いの受け皿。ある種の“依り代”のようなもの」とのこと。文様の由来を相手へのメッセージとして選び贈れば、言葉以上に、その優しい気持ちが届くかもしれない。
カラーバリエーション
アイテム詳細
【サイズ】縦13.7cm × 横10cm(桐箱入り)
【桐 箱】縦17cm × 横11.5cm × 高さ2.2cm
【素 材】表地:綿 / 裏地:ポリエステル / 紐:レーヨン
【原産地】日本製
・伝統的な織布を使用し手仕事で一つ一つ作られているため、サイズに若干の個体差がある場合がございます。ご了承ください。
・水に濡れたまま放置されると色移り等の原因となる場合がありますのでご注意ください。