400年続く「有田焼」の伝統をモダンに昇華
豊かで美しい存在感を放つ「古伊万里草花紋ロックカップ」
■伝統と現代のライフスタイルをリミックス
重厚で華美——有田焼にそんなイメージを持つ人は少なくないだろう。その伝統的な美しさは、なんとなく日常的には使いづらい。そんな有田焼のイメージを大きく覆したのが「ARITA PORCELAIN LAB(アリタポーセリンラボ)」だ。その伝統的な美しさはそのままに、「今」を感じさせてくれるアイテムで人気の同ブランドの最新作が「古伊万里草花紋ロックカップ」だ。江戸時代から400年の歴史をもつ有田焼の代表的な三様式の一つである古伊万里様式で、昔ながらの文様を現代的な色合いで表現した器たち。日本の四季や自然の情景をイメージしてデザインされた「JAPANシリーズ」は、私たちの生活にスッと馴染み、その器と共に過ごす時間を少し贅沢にしてくれる。
■400年の伝統と技術を伝えながら「今」を表現
「ARITA PORCELAIN LAB」は佐賀県・有田で江戸時代に弥左ヱ門窯を開いた、200年以上続く老舗の「有田製窯」の七代目当主、そして七代目弥左ヱ門である松本哲氏が立ち上げたブランドだ。“器と共に過ごす豊かな時間”を大切にしたいという想いで、日常的に使える、それでいて少し贅沢さも感じさせてくれる「新しい有田焼」がコンセプト。伝統的な技法はそのままに、現代のライフスタイルに合わせたデザインを常に模索している。若手を中心とするメンバーが、その時々の流行や国内外の陶器やガラスについて研究を重ね、アイデアやデザインを出し合う。それを弥左ヱ門窯の門外不出の技術を活かし、熟練の職人たちが形にしていく。「器を使ったほうが美しい、便利ということはもちろん、単純に『使ってみたい』と思ってもらえる商品を作ることも使命の一つ」と松本氏。江戸時代から継承されてきた伝統的な技法はそのままに、「今」の日常にしっくりとなじむ、シンプルでモダンな有田焼を作り続けている。
■縁起文様から口当たり、手馴染みまで、こだわり尽くし!
有田焼は元々、軽くて硬質、それでいて耐久性にも優れている。だが何より、その艶やかで透き通るような白磁の美しさが特徴だ。使っているのは熊本県・天草の陶石。材料をブレンドして作る地域もあるが、有田焼は白い天草の陶石のみで作られている。この白磁があるからこそ、伝統的な古伊万里の文様が映えるのだ。今回使われている草花紋は、蝙蝠がモチーフになっている吉祥文様で、古来より、富の象徴として親しまれている。蝙蝠は「幸盛り」、「蝠」は「福」と同じ音、蝙蝠は子だくさん……など、その由来は多く、縁起の良いモチーフとして人気が高い。この文様に、職人が一つ一つ色を重ねて焼き付けている。そのフォルムはスタンダードだが、飲み口に当たるふち部分を強度のギリギリまで細く削り、口当たりが良くなるように、そして手にした時にしっくりくるようなボディはとことん計算されている。シンプルな中にも、柄、色、形の隅々にまでこだわっているのだ。
■ギフトにもおすすめ。贅沢感をプラスしてくれる「美しい器」
今回ご用意したのは「JAPAN BLUE」のブルーと「JAPAN AUTUMN」のワインレッドの2色。ブルーは、麗しい日本の源である水の清廉さをブルーとプラチナで。そしてワインレッドは日本の美しい紅葉をワインレッドとゴールドで表現している。どちらも「ARITA PORCELAIN LAB」では人気の高い色だ。進化した釉薬と技術を使い、何度も試作を繰り返して作り上げた色は、まさに日本の四季、自然の情景を想わせる美しさだ。シンプルでモダンなデザインのロックカップなので、お酒はもちろん、コーヒーや紅茶など、ティータイムにもピッタリ。そしてぜひ、「銘々皿」(※)と一緒に使うこともオススメしたい。カップ&ソーサーのようにしたら、いつもとはちょっと違う雰囲気が楽しめるはず。ちょっとしたスイーツやとっておきのお酒のお供をのせてもかわいらしい。いつもの時間をちょっと贅沢に演出してくれるに違いない。※別売となります
カラーバリエーション
使用イメージ
藤巻百貨店オリジナルボックスでお届けいたします
アイテム詳細
サイズ:直径90mm×高さ85mm
重量:210g
容量:約300ml
素材:磁器
製造国:日本
※ブルーのお色のカップは電子レンジ等の加熱器具は使用しないでください。ワインレッドのお色味のみ、電子レンジでの使用が可能です。
※本商品は食洗機にて洗浄が可能ですが、食洗器の使用を続けると表面の塗装が剝がれる場合がございます。
長くご愛用頂くためには、手洗いを推奨しております。