衝撃の革「アジログレイン®レザー」が更なる境地へ!
壮年の紳士の風格を纏う唯一無二の別注ボストン
■新世界を魅せてくれ!鳥肌級レザーが別次元の進化を遂げた!
全ての革好きの到達点とでもいうべき、レザー界のレジェンド「二宮五郎商店」。彼らが生み出してきたマスターピースたちは、藤巻百貨店の歴史にたくさんの伝説を刻んできた。中でもセンセーションを巻き起こしたのが、2019年に初登場した二宮のオリジナルレザー「アジログレイン®」である。トートにiPhoneケース、財布と、幾度となく我々の度肝を抜いてきた同シリーズから、9周年を記念した新たな逸品が到着!二宮五郎商店が我々のためだけに作り上げてくれたのは、くったりとしたシルエットのボストントートだ。「おや、これまでとは雰囲気が違う?」と思った方はお目が高い。此度の主役は、きめ細やかで柔らかな肌を持つ極上のカーフスキン。見るからにソフトな風合いのボストントートは、代表の二宮眞一氏が「これまでのシリーズとは“別モノ”と考えてもらっていい」と言い切る、まさにアジログレイン®の新境地たるシロモノなのだ。二宮五郎商店が示すアジログレイン®の新たな世界、その扉を開けてみよう。
■進化を止めたらそこで終わり。「二宮五郎商店」の哲学を貫く
選び抜かれた至高の素材、その魅力を引き出すシンプルで使い勝手のよいデザイン、それを形にする熟練の職人仕事…。日本を代表するマニュファクチャーファクトリー「二宮五郎商店」は、1946年の創業以来、職人の街として知られる東京都墨田区で妥協なきものづくりを続けてきた。同社を語る上で忘れてはならないのが、“幻の革”と謳われるアメリカ・ホーウィン社の「シェルコードヴァン」を使ったアイテム。実はホーウィン社のコードヴァンを扱えるのは世界でもごく限られたブランドのみ。そこに名を連ねているのだから、二宮五郎商店がいかに特別なブランドであるかおわかりいただけるだろう。新製品は最低でも半年は二宮氏自らが実際に使用し、気になる箇所をミリ単位で改善。商品として世に出た後も、使い手の声に耳を傾けながら、ブラッシュアップを欠かさない。「ものづくりは満足したらそこで終わり。常に進化を止めないことが大切」と二宮氏。そんな真摯な姿勢と誠実な仕事ぶりから生まれる珠玉のアイテムたちは、今日も世界中の革愛好家を魅了し続けている。
■世界を唸らせた革!日本の網代編み×優艶カーフの新表現
完成に至るまで、タンナーと共に幾度も試作を繰り返したという今回のアジログレイン®レザー。かつてない表情を引き出すために選んだのは、ヨーロッパ産カーフスキンだ。「このくったりとした風合いは、カーフだからこそ生まれるもの」と二宮氏。さらに注目したいのが藤巻限定色ディープネイビー。「やっぱり藤巻さんと言えば青。限りなく黒に近い、極限のミッドナイトブルーをイメージしました」と語る。そもそもアジログレイン®の“アジロ”とは、日本伝統の「網代編み」からとったもの。和室の天井などに見られる網代編みを型押しで表現した唯一無二の“アジロカーフ”は、世界最大規模のイタリアの見本市「ピッティ・ウォモ」でも大反響を呼んだ。「普通のイントレチャートに比べてユニークだし、何よりも日本を感じるでしょう。光が当たった時の光沢感も違うんだよね」(同)。滑らかなカーフに切り込むように型押しを施した革は、まるで本物のメッシュレザーのような陰影を放つ。滑らかな肌、上品な艶、緻密な表情が三位一体となった、新たなアジログレイン®を堪能してほしい。
■現代最高の革職人・赤羽氏なくしてこのバッグは成し得ない
ボディを構成するのは、“たった二枚”の革。ゆえに一枚のパーツが非常に大きく、「サイズが大きすぎて裁断機に入らない」と二宮氏。「そのため、革はすべて工場長が一枚一枚手で裁断しています。とにかく大きくて柔らかいので、縫製するのも二人がかり。通常のトートの2倍以上の時間をかけて作り上げています」(同)。引き手には、ホーウィン社のクロムエクセルレザーを使用。「マジック編み」と呼ばれる技法で一つ一つ丁寧に手編みされており、「アジロのイメージを引き手でも表現したかった」と同氏。全ての工程において高度な技術を要するというこのボストントート、忘れてはならないのが二宮の工場長、赤羽氏の存在である。赤羽氏は墨田区の「伝統的手工芸技術者」(※伝統的手工芸品の製作に概ね40年以上従事し、技術の伝承等を通じて地域産業の振興に寄与した人に贈られる)として表彰もされた、国宝級の超ベテラン。二宮氏も「赤羽さんなくして、このバッグは成立しない」と語るほどだ。現代最高の革職人の手技をその手で感じてほしい。
■ネイビーも登場!ゆるさと風格を同時に醸す男のボストン
くったり、ゆったり。肩の力が抜けたスロウな空気感を纏う、アジログレイン®のボストントート。革の質感を損なわぬよう、内側には柔らかなウルトラスエードを採用。底面にのみ芯材を入れることで、絶妙な“落ち感”を楽しめる神業フォルムを作り上げている。ハンドルには耐久性のあるフルベジタブルタンニンレザーを用い、使い込むほどに馴染んでくるのもイイ。今回、渋いブラックに加え、ついに待望のネイビーが登場となる!このバッグにおいて、サイズや収納力について語るのは野暮というもの。「くたっとした姿がこのバッグの一番の見せどころ」と二宮氏が語るように、荷物はあえて少なめに、このくったり感を最大限に味わいたい。口元は無造作に落とすもよし、折り曲げるもよし。これまでとはひと味違う“壮年の風格”を手に入れたアジログレイン®のボストントートは、いぶし銀の大人にこそよく似合う。非常に手間のかかる品ゆえ用意できるのも数本と僅少である。是非この機会に手に入れてほしい。いつだって、カッコいい大人はゆるさと風格を同時に身に纏う。そう、このバッグのように。
カラーバリエーション
ディテール
使用イメージ
アイテム詳細
素材:アジログレイン®レザー
サイズ:幅約50cm×高さ約49cm(持ち手立ち上がりを含む)×マチ約13cm
重量:945g
生産国:日本