[PROJECT]【丸高製帽所】漆麦わら帽子

[PROJECT]【丸高製帽所】漆麦わら帽子

NEW!!2023.05.14

この度、商品化することができました！
みなさまのご支援、誠にありがとうございます。

【丸高製帽所】漆麦わら帽子の詳細はこちら

NEW!!2022.11.25

令和4年度かがわ県産品コンクール
麦わら帽子×漆芸のコラボによるむぎ漆ぼうし（ムギウルボウシ）が県産品コンクールで知事賞 （最優秀賞）を受賞されました！！
おめでとうございます！ 詳しくはこちら

＼ココが／ 藤巻目線！
STUNNING！

穏やかな瀬戸内海を望む、香川県観音寺。讃岐うどんで有名なこの地、実は知る人ぞ知る「麦わら帽子」の産地(※１)というのをご存知ですか？現在、国内で販売されている麦わら帽子は、そのほとんどが海外製。今や希少な存在となった「国産の麦わら帽子」の良さを伝えるために立ち上がったのが、同地で80余年の歴史を持つ「丸高製帽所」。しかし、ただ麦わら帽子を作るだけではつまらない。そこで考えたのが、香川が誇る伝統工芸「漆芸」とのコラボ！前代未聞「漆×麦わら帽子」の商品開発に成功しました。今年の夏は、漆を纏った麦わら帽子で粋なオシャレを楽しんでみませんか？皆さん、ぜひとも応援よろしくお願いします！

新商品のモノ語り
・モノづくり
６つのポイント！

①（※１）「知ってましたか？」香川県観音寺市は！麦わら帽子の産地なんです！

麦わら帽子の国内産地といえば、埼玉県と岡山県。そんな中、令和2年9月に、香川県の「鉱工業品及び鉱工業品の生産に係る技術」において、観音寺市の麦わら帽子が産地として定められました！

※出所：香川県公式ホームページ 『地域産業資源活用事業の促進に関する地域産業資源内容の指定（令和2年9月）』

②【伝統の融合】讃岐うどん・「麦文化」×伝統工芸「漆文化」の初コラボ！

　　

＜麦文化＞

讃岐うどんで有名なこのエリアは小麦の産地でもあり、古くから麦わら帽子が作られてきました。

＜漆文化＞

※出所：香川県公式ホームページ 『地域産業資源活用事業の促進に関する地域産業資源内容の指定（令和2年9月）』

漆器については、『香川漆器』と呼ばれるほどの産地。福井県などのイメージもあるかと思いますが、香川漆器は、彩り豊かで使い込むほどに艶が出て、割れにくい強度の強い漆器となる特徴があります。

一見異色とも思われるこのコラボが、思いもよらない化学反応を生み出します！従来の麦わら帽子にはなかった艶感や高級感をお楽しみください。

③“手”の感覚ひとつで縫い上げる。昔ながらの「オールハンドメイド」！

実は、麦わら帽子の価値は、この材料の細さで決まるのです。

太いと工数が減り、大量生産向き。細いと編むこと自体難しく大量生産には不向き。とありますが、編み上がりを見ると網目の細かさでそれぞれの網目が目立ちすぎず、なめらかな素材感を楽しむことができます。

1つ1つ丹精を込めて作成しています。

④前代未聞の「漆カラー」！独自技術で生み出す色と艶！

漆を塗ることで、光沢感・ツヤ感が高まります！の漆職人・松本 光太氏の独自の漆技術を用いたことで、麦わら本来のしなやかさを残した、唯一無二の「漆の麦わら帽子」が完成しました。また、漆により色とりどりの麦わら帽子を生み出すことが可能になります。

今回は、「摺り漆・紺・黒カーボン」の3色展開！上品で大人らしい印象を与えるカラーを厳選しました。

＜摺り漆＞

＜紺＞

＜黒カーボン＞

⑤使い勝手抜群！水を弾いて、汚れてもサッと拭き取り可能！

⑥美しさ続く！＜漆効果＞で帽子の強度をUP！

■プロジェクトオーナーの意気込み

国内には歴史ある産業や文化が沢山ある中、一つ一つをみると残念ながら縮小しているものもあります。縫製業もその一つです。 日本人の縫製技術やモノづくりに対する拘りは海外には真似できない価値を創造できるもので未来へ繋げていく必要があると考えます。
今回の取り組みである帽子職人と漆職人のコラボレーションはお互いの日本独自の価値を高めあった最高のモノづくりへとつなげることができました。
価値ある伝統や歴史を後世へ繋げるためにも、新たな価値を生み出す第一弾として「うるしむぎわら」を暮らしの中に溶け込むファッションとして手に取ってもらいたいです！

応援の程よろしくお願いいたします！

新商品開発プロジェクトの詳細

ブランド紹介

丸高製帽所

昭和15年創業（創業82年）、香川県の瀬戸内海に面する町で麦わら帽子を製造しております。近所の農家さんから頂いた麦わらから帽子を作り数枚配ったことから始まり、天然素材を用いた麦わら帽子を作り続ける日本でも数少ない工場のひとつです。昭和の時代から使い込んだ貴重な設備を使い、昔ながらの製法を大切にしながら、麦わら帽子や布帛生地の帽子製造を続けています。

麦わら帽子を通じて日本の文化・伝統を残していきたい！そんな想いから、「暮らしに溶け込む帽子」を提案しています。日々のオシャレをさりげなく彩るアイテムとして、帽子を被る楽しさ・心地良さを瀬戸内から広めていけたらと思っています。

丸高製帽所 3つの強み

①【信念】「帽子を身近に」をテーマに！

かぶるだけで気持ちがウキウキする。そんな帽子作りを手掛けています。帽子が「暮らしに寄り添うアイテム」となるようなものづくりを心がけています。

②【コダワリ】100年もののミシンと、昔ながらの手作業

帽子づくりに使うのは、100年ものの貴重なミシン。弊社では、昔ながらの設備・製法を大切にしながら、ひとつひとつハンドメイドで帽子製造を行っています。手作業ならではの温かさや、独特のシルエットをお楽しみいただけます。

③【実績】創業82年。有名ブランドのOEMも手掛け、歴史を刻みながら新しいものを生み出し続ける

通学帽を大人仕様に、懐かしい麦わら帽子の形から現代モダンに仕立てるなど…OEMをはじめコラボレーションも実施しています。

さぬきうるし森羅 Sinra

漆芸作家「松本 光太」が代表を務める香川漆芸の作り手の力を集め、その未来を創造して行くための団体です。江戸時代から続く讃岐漆芸の伝統をもとに香川県ならではの材料や技法をつかった漆器をつくっています。今の暮らしに合わせた漆器の形を提案するあたらしい漆芸工房です。

「国指定文化財・漆芸」とは

「うるし」を使った芸術のこと。漆の木から出る樹液を箸や器などに模様を描いて作品を作る技術のことを漆芸といいます。香川県の漆芸は全国的にも非常に有名で、特に香川県にしかない伝統的な漆芸技法も多数存在します。

今回は漆×麦わら帽子のコラボレーションに挑戦。今回のプロジェクトへの想いに共鳴し、新しい麦わら帽子の価値を香川から発信します。

新商品のコダワリ機能・特徴

新商品のコンセプトNEW!

香川・讃岐の漆芸で国産「麦わら帽子」を進化させる！香川の魅力でものづくりを元気に！

新商品の特徴・機能

【デザイン】選びぬかれた3色！ちょっとかぶれば「上質見え」なカラバリ！

従来の麦わら帽子のイメージを覆す、今までに無いカラーリングを実現しました。漆を塗る前と比較すると一目瞭然。光沢感、艶感も高まります。

試した色は数知れず…何度も試作を重ねながら、色の明るさや濃さを調節。今回は3色で挑みます！

【質感】漆の強度×ふんわりとしたかぶり心地を生む「特殊技法」！

最初帽子に漆を塗ってほしいと伝えたときは、「無理だよ」からのスタート。保護剤として、また固めるものとして使われてきた漆で柔らかさの表現をすることはほぼ無謀なことでした。

しかし、丁寧に漆を重ねる。松本光太氏の独自技術を用いたことで、麦わら本来のしなやかさを残した唯一無二の「漆の麦わら帽子」に！

【使用感】麦わらならではの「通気性・熱放出作用」はそのまま！

漆を塗ると通気性も悪くなる？いえいえそんなことはありません！麦わら帽子としての機能性も保ちつつ、品のあるスタイルを作ってくれます。

【耐久性】麦わらの”乾燥”を防ぎ、割れ・破れを抑制！

漆でコーティングされているため麦わらの油分が抜けず、帽子が乾燥するのを防いでくれます。また、麦の割れや破れを抑える効果も期待でき、長くご愛用頂けます。

【撥水】水にも強い！不安定なお天気でも気にせず使えます！

漆は撥水効果もあるため、急な雨で濡れても大丈夫！

また、漆は、一度固まると溶けることがないと言われるほど、簡単に変化が起きない特殊な素材と言われています。 雨や汗で漆が溶け出すことはないので、かぶれの心配もありません。
※使用用途によって異なります。
※防水ではありません。長時間濡れたままですと雨が染み込む可能性がございます。

【サイズ調整OK】1.5cmも小さくなる！

サイズ調整機能付きだから、頭のカタチにフィット！
汗をかいても汗取りが吸水！

■使用イメージ

使いやすい摺り漆カラー！濃い色の洋服にもフィットします。

なかなか無いカラーリングで、大人の余裕な雰囲気を醸し出す『紺』。

やっぱり使いやすい黒！布製が多く見られるが、麦わら素材で子供っぽくなりすぎず上質な印象を与えます。

女性ももちろん◎！

■銀座店にて試着できます！

カラーやサイズに関して不安な方は、銀座店（東京 銀座・東急プラザ銀座B1階）にてサンプルをご用意しております。是非ご利用ください。（期間限定）

最終日まで、全色ご覧いただけます！是非銀座店までおこしください！

プロジェクトの背景

■今回のプロジェクトでチャレンジしたかったこと

その①「今までにない麦わら帽子で、夏のファッションを更に楽しんでほしい！」

中国やベトナムといった海外製の進出で、品質の高さよりも価格重視の競争に…。国産の麦わら帽子は今、衰退の一途を辿っています。

「国産品質の良さを知ってもらいたい！」そんな思いから、夏のファッションシーンで差をつける“今までにない”麦わら帽子を新提案。リッチな艶感をまとった上質感たっぷりの見た目は、「国産」の良さをきっと再認識していただけるはずです！

その②香川の伝統工芸から、日本のモノづくりの良さを発信したい！

日本のモノづくりの凄さ。そこには、「価格」では計れない「本物」だけの良さがあります。職人の高齢化に伴い衰退してゆくこの昔ながらの文化を、より多くの人に知ってもらうべく、私たちは発信し続けます。

香川の伝統工芸はまだまだ知られていません。コラボレーションなどを通して若い世代の方々にも興味・関心を持っていただき、この文化を広く継承していければと思っています。

職人・クリエイターのものがたり

■漆芸作家・松本 光太

◯モノづくりに対する考え方
自分の頭の中で考えたものを、具現化するという事。常に新しいものを探して、まだ見ぬ技術を探求し、それを使って現実化していくことがものづくりの基本となっています。その作り上げた物を見て、驚き、喜び、困惑、懐旧、そして嫌悪さえも含む「感動」を見出していただける事を目標として、作り上げるモノとの対話し続けています。

◯今回のチャレンジに対する想い
これまで、誰もやったことのない作品に関われることは、大変光栄なことだと思います。初めに、「麦わら帽子に漆塗り」と聞いたときに、面白いと思った。そもそも、その発想には驚きました。その驚きから、すぐさま頭の中で、漆塗りが可能な方法を考え始めましたが、人々の感覚の中で「麦わら帽子」はもう、完成されていて、そこに私が手を加えることに恐れ多ささえ覚えました。しかし、丸高製帽さんの熱意もあり、漆塗りにチャレンジすることに決意することができました。

新しい物を生み出すことに楽しみを覚える。
まだ見ぬ世界を見る事に心躍る。
それを共に作り上げられる仲間がいてくれる。

新鮮な美しい「麦わら帽子」の製作に、熱い想いを持って挑むことができたことを嬉しく思っています。

■最後に…

最後までご覧いただきありがとうございます。
香川県から日本のモノづくりを発信したい！そんな想いからスタートしたこのプロジェクト。多くの人が知らない、知る機会が無いというだけで、香川県、ひいては日本にはいろんな熱い想いを持った職人がいます。今回、新しい価値を生み出すチャレンジとして漆器職人の松本さんにご協力いただき、唯一無二の「麦わら帽子」が誕生しました。日本のモノづくりの良さを更に発信していく第一歩！皆様どうぞご支援よろしくお願いいたします！

リターン商品のご案内

■カラーバリエーション　全3色

■商品詳細

[PROJECT]【丸高製帽所】漆麦わら帽子