伝統工芸・漆×麦わら帽子!
異色コラボで唯一無二の「高級感」
知る人ぞ知る「麦わら帽子」の産地・香川県観音寺で80余年の歴史を持つ「丸高製帽所」が、香川が誇る伝統工芸「漆芸」とコラボ!前代未聞「漆×麦わら帽子」の商品開発に成功。令和4年度かがわ県産品コンクールにて、知事賞 (最優秀賞)をも受賞した逸品だ。
新商品のモノ語り
- ①香川が誇る伝統工芸「漆×麦わら帽子」が異彩タッグ!
- ②創業82年!有名ブランドも信頼を寄せる超実力派工房
- ③まさに職人芸!最も美しい “0.7cm ブレード”の麦わら帽子!
- ④耐久&撥水&かぶり心地も抜群!
- ⑤画期的!「漆」でカラバリ!艶感たっぷりの3色で差をつける!
- ⑥海外製に負けない!瀬戸内の伝統×革新的アイデアで挑戦!
新商品のモノ語り
・モノづくり
4つのポイント!
①“手”の感覚ひとつで縫い上げる。昔ながらの「オールハンドメイド」!
実は、麦わら帽子の価値は、この材料(ブレード)の細さで決まるのだ。
太いと工数が減り、大量生産向き。細いと編むこと自体難しく大量生産には不向き。とあるが、編み上がりを見ると網目の細かさでそれぞれの網目が目立ちすぎず、なめらかな素材感を楽しむことができる。
1つ1つ丹精を込めて作成。
②前代未聞の「漆カラー」!独自技術で生み出す色と艶!
漆を塗ることで、光沢感・ツヤ感が高まる!漆職人・松本 光太氏の独自の漆技術を用いたことで、麦わら本来のしなやかさを残した、唯一無二の「漆の麦わら帽子」が完成。また、漆により色とりどりの麦わら帽子を生み出すことが可能に。
「摺り漆・紺・黒カーボン」の3色展開!上品で大人らしい印象を与える厳選カラー。
使いやすい〈摺り漆〉カラー!濃い色の洋服にもフィット。
女性ももちろん◎!
なかなか無いカラーリングで、大人の余裕な雰囲気を醸し出す〈紺〉。
やっぱり使いやすい黒!布製が多く見られるが、麦わら素材で子供っぽくなりすぎず上質な印象を与える。
③使い勝手抜群!水を弾いて、汚れてもサッと拭き取り可能!
④美しさ続く!<漆効果>で帽子の強度をUP!
■開発にあたってのこだわり
有限会社丸高製帽所の次期社長の高橋大介氏は、今回の商品について下記のように語る。
「国内には歴史ある産業や文化が沢山ある中、一つ一つをみると残念ながら縮小しているものもあります。縫製業もその一つです。
日本人の縫製技術やモノづくりに対する拘りは海外には真似できない価値を創造できるもので未来へ繋げていく必要があると考えます。
今回の取り組みである帽子職人と漆職人のコラボレーションはお互いの日本独自の価値を高めあった最高のモノづくりへとつなげることができました。
価値ある伝統や歴史を後世へ繋げるためにも、新たな価値を生み出す第一弾として「うるしむぎわら」を暮らしの中に溶け込むファッションとして手に取ってもらいたいです!」
また、「丸高製帽所」ブランドについてこう話す。
「昭和15年創業(創業82年)、香川県の瀬戸内海に面する町で麦わら帽子を製造しております。近所の農家さんから頂いた麦わらから帽子を作り数枚配ったことから始まり、天然素材を用いた麦わら帽子を作り続ける日本でも数少ない工場のひとつです。昭和の時代から使い込んだ貴重な設備を使い、昔ながらの製法を大切にしながら、麦わら帽子や布帛生地の帽子製造を続けています。」
「麦わら帽子を通じて日本の文化・伝統を残していきたい!そんな想いから、『暮らしに溶け込む帽子』を提案しています。日々のオシャレをさりげなく彩るアイテムとして、帽子を被る楽しさ・心地良さを瀬戸内から広めていけたらと思っています。」
丸高製帽所 3つの強み
①【信念】「帽子を身近に」をテーマに!
「かぶるだけで気持ちがウキウキする。そんな帽子作りを手掛けています。帽子が『暮らしに寄り添うアイテム』となるようなものづくりを心がけています。」とのこと。
②【コダワリ】100年もののミシンと、昔ながらの手作業
帽子づくりに使われているのは、100年ものの貴重なミシン。昔ながらの設備・製法を大切にしながら、ひとつひとつハンドメイドで帽子製造を行われている。手作業ならではの温かさや、独特のシルエットをお楽しみいただけることだろう。
③【実績】創業82年。有名ブランドのOEMも手掛け、歴史を刻みながら新しいものを生み出し続ける
通学帽を大人仕様に、懐かしい麦わら帽子の形から現代モダンに仕立てるなど…OEMをはじめコラボレーションも実施。
さぬきうるし森羅 Sinra
漆芸作家「松本 光太」が代表を務める香川漆芸の作り手の力を集め、その未来を創造して行くための団体。江戸時代から続く讃岐漆芸の伝統をもとに香川県ならではの材料や技法をつかった漆器をつくっている。今の暮らしに合わせた漆器の形を提案するあたらしい漆芸工房だ。
「自分の頭の中で考えたものを、具現化するという事。常に新しいものを探して、まだ見ぬ技術を探求し、それを使って現実化していくことがものづくりの基本となっています。その作り上げた物を見て、驚き、喜び、困惑、懐旧、そして嫌悪さえも含む「感動」を見出していただける事を目標として、作り上げるモノとの対話し続けています。」と、モノづくりに対する考え方を語る。
「国指定文化財・漆芸」とは
「うるし」を使った芸術のこと。漆の木から出る樹液を箸や器などに模様を描いて作品を作る技術のことを漆芸という。香川県の漆芸は全国的にも非常に有名で、特に香川県にしかない伝統的な漆芸技法も多数存在。
新商品のコダワリ機能・特徴
【デザイン】選びぬかれた3色!ちょっとかぶれば「上質見え」なカラバリ!
従来の麦わら帽子のイメージを覆す、今までに無いカラーリング。漆を塗る前と比較すると一目瞭然。光沢感、艶感も高まる。
試した色は数知れず…何度も試作を重ねながら、色の明るさや濃さを調節したとのこと。
【質感】漆の強度×ふんわりとしたかぶり心地を生む「特殊技法」!
最初帽子に漆を塗ってほしいと伝えたときは、「無理だよ」からのスタート。保護剤として、また固めるものとして使われてきた漆で柔らかさの表現をすることはほぼ無謀なことだった。
しかし、丁寧に漆を重ねる。松本光太氏の独自技術を用いたことで、麦わら本来のしなやかさを残した唯一無二の「漆の麦わら帽子」に!
【使用感】麦わらならではの「通気性・熱放出作用」はそのまま!
漆を塗ると通気性も悪くなる?いやいやそんなことはない!麦わら帽子としての機能性も保ちつつ、品のあるスタイルを作っている。
【耐久性】麦わらの”乾燥”を防ぎ、割れ・破れを抑制!
漆でコーティングされているため麦わらの油分が抜けず、帽子が乾燥するのを防いでくれる。また、麦の割れや破れを抑える効果も期待でき、長くご愛用頂ける。
【撥水】水にも強い!不安定なお天気でも気にせず使える!
漆は撥水効果もあるため、急な雨で濡れても大丈夫!
また、漆は、一度固まると溶けることがないと言われるほど、簡単に変化が起きない特殊な素材と言われている。
雨や汗で漆が溶け出すことはないので、かぶれの心配もない。
※使用用途によって異なります。
※防水ではありません。長時間濡れたままですと雨が染み込む可能性がございます。
【サイズ調整OK】1.5cmも小さくなる!
サイズ調整機能付きだから、頭のカタチにフィット!
汗をかいても汗取りが吸水!
さらに詳しく…
(※1)「知っていただろうか?」香川県観音寺市は!麦わら帽子の産地!
麦わら帽子の国内産地といえば、埼玉県と岡山県。そんな中、令和2年9月に、香川県の「鉱工業品及び鉱工業品の生産に係る技術」において、観音寺市の麦わら帽子が産地として定められた!
※出所:香川県公式ホームページ 『地域産業資源活用事業の促進に関する地域産業資源内容の指定(令和2年9月)』
【伝統の融合】讃岐うどん・「麦文化」×伝統工芸「漆文化」の初コラボ!
<麦文化>
讃岐うどんで有名なこのエリアは小麦の産地でもあり、古くから麦わら帽子が作られてきた。
<漆文化>
※出所:香川県公式ホームページ 『地域産業資源活用事業の促進に関する地域産業資源内容の指定(令和2年9月)』
漆器については、『香川漆器』と呼ばれるほどの産地。福井県などのイメージもあるかと思うが、香川漆器は、彩り豊かで使い込むほどに艶が出て、割れにくい強度の強い漆器となる特徴がある。
一見異色とも思われるこのコラボが、思いもよらない化学反応を生み出す!従来の麦わら帽子にはなかった艶感や高級感をお楽しみあれ!
カラーバリエーション
※職人の手作りであるため、漆の塗る量の差などにより色合いは1点1点若干異なります。
ディテール
アイテムサイズ
高さ:10cm
頭周り:56~54.5cm(アジャスター付き)
つば:5cm
詳細・注意事項
素材:麦わら
製造国:日本
〈注意事項〉
・漆を施しているため通常の麦わら帽子よりは水気に強いですが水洗い、洗濯はできません。また、防水ではないので、長時間水に濡れますと水が染み込む可能性がございます。
・天然素材につき強く引っ張ると割れや裂けることがございます。
・1点1点手作りな故、若干の色合い、サイズは異なります。
個体差のイメージ
本商品は、すべてが職人による完全手づくりのため、漆の塗る量の差などにより色合いは1点1点若干異なります。
写真イメージ:摺り漆
このアイテムのレビュー
みんなのおすすめ度
- ★
- ★
- ★
- ★
- ☆
(星 4.00)
0人の方が「参考になった」と言っています