バイヤーも思わず一目惚れ!並べて飾りたい
可愛いすぎる有田焼テディベア「momoco bear」
■まさかのアイディア、まさかの可愛さ。有田焼テディベア登場
「有田焼の伝統と今」をテーマに2018年9月に誕生した有田焼のフィギュアブランド「momoco(モモコ)」。有田焼の美しさ、いろいろな作家や窯元の技法の素晴らしさを発信する同ブランドの「momoco bear」は、クマをモチーフとした有田焼のフィギュア。バイヤーが、そのかわいらしさとモダンさに一目で惚れ込み、このたび、藤巻百貨店での取り扱いが決定した。400年以上続く伝統工芸ということに加え、一つの造形を、いろいろなデザイナー、窯元が加飾するという面白さ。クマのフォルムから感じられるかわいらしさだけではない、ある種のジャポニズムに心惹かれる。有田焼に馴染みがない人はもちろんだが、ある人にとっても新しい魅力を感じてもらえるだろう。
■400余年の時を超えて伝承されてきた有田焼を今に
1948年創業以来、有田焼の企画販売を手がける佐賀県の賞美堂本店が海外の展示会への出品を機に、より多くの人に、世界に有田焼を紹介するべく2018年の9月に立ち上げたのが有田焼のフィギュアブランド「momoco」だ。文化や生活様式が異なる人々に、どうしたら有田焼の良さを伝えられるのか。そこで着目したのがフィギュアだった。ならば世界で愛されるモチーフを、と選んだのが縁起が良い動物と言われるクマだ。「bear」は、“クマ”以外にも「生む」「育てる」「耐える」という意味を持つ。古くから子孫繁栄や子どもの健やかな成長といった願いを込めてお祝いの品として贈られてきたモチーフだ。有田焼でテディベアのかわいらしさを表現できたら。日常に寄り添い、優しく見守ってくれるもの。誕生、成長、思い出を共にしていくもの。そんな思いが込められている。
■伝統工芸×アーティストによる特上の可愛らしさ
江戸期の古伊万里などをアレンジした文様や絵柄、色など、有田焼らしいバリエーションが魅力の「momoco bear」。そのベースは、造形作家の、もち川幸範氏によるものだ。もち川氏自ら、手作業で形を作り上げたゆるやかな曲線と曖昧なフォルムがかわいらしい。もち川氏曰く「生まれたての赤ちゃんのような純粋さ、清潔感、無垢さがある」。そこに、さまざまな窯元が得意とする有田焼の技法を用いて加飾した。一つ一つ手作業で作られるbearたちは、ゆるやかなフォルムと有田焼らしいカラフルさが相まって、どこかエキゾチックな雰囲気。400余年の永い時を超えて伝承されてきた有田焼の技巧と美しさと、造形作家やデザイナー、窯元など、様々なジャンルのアーティストたちとのコラボレーションは見事で、まさに“有田焼のテディベア”だ。
■思わず揃えて並べたくなる、彩り豊かなBearたち
染付、釉薬、転写、手書きなど、「momoco bear」のバリエーションには、それぞれ様々な手法が用いられている。転写一つとっても、伝統文様や、デザイナーによるものがあるし、釉薬の色によっても、その姿が異なる。元は同じ造形であるはずなのに、印象がガラリと変わるのだ。コバルト色の鉱石・呉須で染めた「GOSU」シリーズをはじめとする染付、幻の釉薬と呼ばれる釉を使った色、転写技術を駆使した吉祥古伊万里、手描きの雪華、書家・中塚翠涛氏による「花」を図案化、レイアウトし、転写絵付けを行ったものなど、本当に様々なバリエーションが揃っているので、ぜひお気に入りを見つけていただきたい。テディベアのようなかわいらしさを持ち、かつ縁起物でもある。自分用としてはもちろん、お祝いやギフトとしても喜ばれるだろう。
■ありあまる可愛さ再び!吉祥古伊万里の新色
「有田焼のテディベア……?」言葉だけを聞くと想像もつかないが、あまりの可愛さであらゆる想像を裏切る「momoco bear」。登場するや否や、多くの人をメロメロにしたとっておきの逸品に、なんと新色が登場する!グラフィックデザイナー・魚岸由佳氏の匠なデザインで伝統的文様がモダンな姿に昇華された吉祥古伊万里。「日本の風景」をテーマにした独自のカラーを展開していたアリタポーセリンラボのシリーズカラーをここに活かしたのだ。日本茶をイメージした優しい緑が印象的な「JAPAN TEA」、日本の秋の情景をイメージしたピンクの「JAPAN AUTUMN」。これまでの吉祥古伊万里を優しい色合いで仕上げた姿はまさにモダンなジャポニズム。つぶらな瞳が罪深いほどに愛らしく見えてくる。自分の日常の風景に、そっと添えてみてほしい逸品だ。
カラーバリエーション
◆アリタポーセリンラボ / JAPANシリーズ
アリタポーセリンラボ「JAPANシリーズ」とのコラボレーションカラー。ベースに刷毛巻で白い絵の具を施しマットで上品な質感。日本の美しい紅葉や緑茶をイメージしたカラーリングを表現している。
◆副久製陶所
一筆一筆手描きで塗っていく「濃み(だみ)」の筆あとがぬくもりを感じさせる「GOSU」シリーズ。伝統的な顔料「呉須(ごす)」の濃さが異なる1.0から5.0。グラデーションが美しい丁寧な手仕事が光る。
◆やま平窯元
独自の技術により滑らかでマットな質感を実現。工程の中で何度もボディを磨いて仕上げている。
sugar white(シュガーホワイト):シンプルな中に技術と手間暇がギュッと詰まった上品な仕上がりが特長。
sumi black(スミブラック:黒の顔料を吹き付け技法により施している。「書」との組み合わせも人気。
mica gold(マイカゴールド):雲母(英名:mica)という金色の顔料を吹き付け技法により施し落ち着いた輝きを放っている。
◆貴祥窯
かつて「幻の釉薬」とも呼ばれた「薄ルリ釉」を施した最も伝統的な加飾の一つで、その優しい色合いが魅力。「古伊万里の再現」を掲げる「貴祥窯」の技術で完成。
◆アリタポーセリンラボ / 魚岸由佳
グラフィックデザイナー・魚岸由佳氏によるデザイン。江戸、明治期に多く用いられた「吉祥文様」を「上絵転写」ならではの精緻な表現力を使って制作。古伊万里の伝統を継承しつつ、現代のモダンな生活空間にも調和するよう鮮やかな色が特長
◆福珠窯
江戸後期に日本で初めて雪の結晶が観察されて以来、夏に涼を取るための文様として人気を博した「雪華文」。手描きによる柔らかな染付とりんとした銀彩を施し、季節を楽しむ日本人の心を表現した。
◆やま平窯元 / 中塚翠涛
書家の中塚翠涛氏が書いた「花」を元に図案化、レイアウト、転写絵付けを施した。マットな白の磁肌に美しい墨のグラデーションが映え、書画アートのような作品が実現した。
ディテール
アイテム詳細
本体サイズ:高さ11cm×幅6.5cm×奥行き6.5cm
本体重量:130g
製造国:日本(佐賀県)
※製造元や製造時期、商品ごとにサイズや重量に個体差が出る場合がございます。予めご了承ください。
※底面のロゴシールは剥がさずにお飾りください。
※全て専用の箱入りにてお届けします。
※「雪華」は時間の経過により銀が酸化する場合がございます。元の色でお楽しみいただきたい場合は、消しゴムで軽くこすっていただくか、重曹を混ぜた水を布に含ませ拭いてください。
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