【colorsville】今治ライトガーゼマフラー

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多重ガーゼを首にふわり、爽やかな巻き心地に包まれる快感
今治が誇るハイスペック繊維で春夏を過ごそう

■寒い・暑い、どちらにも活躍！ふわふわガーゼを首に
タオルの産地として有名な愛媛県の今治は、実はタオルだけを作っているわけではない。そもそも、瀬戸内海沿岸の地域では綿花栽培が行われるようになったことで繊維業が発達したという背景を持つ。大阪の泉州、兵庫の播州などと同じく、今治もまた繊維の街なのだ。タオルのほかに得意とするのはガーゼ素材。フワッとした肌への当たりが気持ちよく、パジャマなどにも使われる。であれば、首に巻くマフラー・ストールにフィットしないわけがない。極細糸を使った繊細なガーゼを重ねて作ったこの「今治ライトガーゼマフラー」は、軽く、柔らかく、空気を含むため温度や湿度を調節するチカラも持つ。一年を通して使えるが、特に春の夜の冷気や、夏の刺すような日差しの強さから身を守るのにこれほどふさわしい素材はない。タオルじゃない今治のモノづくり、その本領を見た！

■今治タオルの「色と柄」に強さを発揮する
このアイテムを開発した「colorsville（カラーズヴィル）」は今治にてマフラーやショールを企画している企業。代表の竹田昌弘氏の家業であった染色加工会社を母体とし、商品の開発から最終プロダクトまで手掛け、近隣のメーカーと共同でユニークなアイテムを生み出している。ブランドの特徴は、「色と柄」。日本人の色彩感覚にかない、幅広いシーンで使えるカラーリングを心がける。また、後染めによって柄を表現する方法で、いわゆる「タオルマフラー」とはちょっと雰囲気の異なるオトナっぽいアイテムに仕上げている。これらは、タオルの染色方法を応用したもの。日常に寄り添うタオルに、色や柄にcolorsvilleのエッセンスを加えることで、他にないマフラー・ショールが完成した。

■縞、しま、シマ！ 3つの縞が織りなすリズム
今治のガーゼ素材をcolorsvilleのアイデアで3種の縞柄マフラーに仕立てたのが今回のアイテム。「ストライプ」はガーゼ特有のかすれた風合いを生かし、まるでデニムのような見た目の雰囲気が。二本の線を並べたダブルストライプで、リズミカルな様子が楽しさを誘う。同時に、日本古来から存在する柄のような懐かしさも感じられるのが不思議。「ボーダー」はマフラーの長辺に対して横に、赤×紺など相反するカラーが並ぶ。マフラーを裏返せば色柄も反転し、巻いて表裏どちらも出すのが気分。シマは等幅・同色、織の違いで模様を出した。遠目から見ると無地だが、近づけばフワッとしたニュアンスが感じられて、目立たない粋なオシャレとして重宝しそう。そして実はパッケージも力作！ THE ONE SHOW 2014のメリット賞や、PENT AWARD銀賞など名だたる受賞歴を誇る。ラッピングなしでも絵になるので、ささやかなプレゼントに持ってこいのアイテムなのだ。

■その性能はスポーツタオル級。爽快&オシャレに春夏を過ごそう
ガーゼマフラーは一度使うと手放せなくなるほど気持ち良い。極細糸のこちらなら、それが最も実感できる風合いと言えそうだ。多重構造のガーゼは先述のとおり温湿度を調節してくれる。また、糸には今治でスポーツ用に開発された「ハイスペックアクリル」を混紡してるので、汗を吸収しやすく乾きも早い・冬は暖かく蒸れないという特長も備える。さらに約70～85gと超軽量で首や肩がこらないので、ずっと身に付けていても違和感がない。洗濯機で丸洗いでき、紫外線は約90%カットと、どこをとっても死角のないマフラーなのだ。冬の終わりから春にかけての、気温の変動が激しい時期の防寒や、夏の不快な汗対策、日焼け・紫外線予防に。そういった機能面のほか、ファッションのポイントとしても使いやすいのが頼もしいではないか。