
下駄を五本指にしたら、めちゃくちゃ気持ちいい履き心地に!指が自由になる快感を、あなたに


下駄が「五本指」に!? この履き心地にハマる人が続出!

「下駄」から連想されるのは、カランと鳴らしながら和装で歩く素敵な姿。しかし、鼻緒が痛かったり、舗装された道路が歩きにくかったりと、普段使うには何かと難があるのもまた事実だ。そこに現れたのがこの「GETALS(ゲタル)」。伝統的な下駄の鼻緒をなんと「五本指」にアップデートし、普通の下駄とはまったく異なる気持ちいい履き心地を得た逸品だ。素材やソール、デザインにも目を光らせ、現代のカジュアルに完璧にフィットする「和のサンダル」に仕上がっている!
履いていくうちに「神フィット」が訪れる!

通常は親指と人差し指で前坪を挟むところを、ゲタルは五本の指すべてで支える。だから、歩行時の負荷が分散され、通常の下駄に比べて鼻緒擦れなどによる足の痛みが少ないのがメリットだ。さらに五本指ならではの「足指で地面を踏みしめて歩く感覚」は、他の下駄やサンダルでは味わえないもの。これが新感覚で、やみつきになる人が続出している。

鼻緒への負荷が一点にかからないので、鼻緒が取れたり切れたりといった故障がほぼないのもうれしい。紺色の鼻緒はふかっとしたポリエステル素材で、足あたりも柔らかだ。


指を通す部分は狭く作られているので、最初はなかなか通りにくい。履きはじめ締め付けが強いが、何度か履くうちにスペースが広がり、なんとも言えない「痛気持ちいい」感覚が訪れる! ゆくゆくはすっかり自分の足になじんで、抜群のフィット感が到来する。こうして自分仕様にしていく過程や、怖いもの見たさのドキドキ感は、ゲタルの魅力のひとつと言ってよい。
パンツと相性よし! スタイリッシュなルックに決まる

リニアは「直線的な」「線状の」を意味し、つま先のスクエア形状がその名前の由来だ。またメーカーである岐阜県の嵯峨乃やの近くに、未来の乗り物「リニア新幹線」が通ることも意識して命名。未来的な下駄の姿も重ねた。直線で構成されたフォルムはスタイリッシュな印象をもたらし、デニムやミリタリーパンツとよくなじんでくれる。往年のフォークシンガーやバンカラ学生が履く下駄とはまったく異なる、現代的なサンダルのルックである!
伊勢神宮の建築材「東濃ひのき」は足裏が心地いい!

履いた際の気持ちよさは、台座部分にも秘密がある。足のサイズデータを分析して、日本人の足にベストな幅・長さを割り出した。右近型と呼ばれる「歯」がない下駄で、やや前傾のフォルムで非常に歩きやすい。27cmで片足約301gと軽量な履き心地も魅力だ。

そして素材には岐阜県の裏木曽(東濃地域東部)を中心に産出される銘木「東濃ひのき」を採用。神社仏閣の建築に使われる高級材で、伊勢神宮にも使われているという。柔らかで軽く、木目が美しいのが特徴だ。しなやかな肌触りが素足に心地よく、香りが良いのは言わずもがな、リラクゼーション効果もありそう。また抗菌効果があることでも知られている。
靴のソールならこれでしょう。安心の「ビブラム」で滑り知らず!

「小石などを踏んでもめり込まず、歩きやすさも向上しました」と同氏。
ソールにはイタリアの「ビブラムソール」を採用。高級メンズシューズや登山靴などに使用されるラバーソールで、滑りにくいので安心して使え、減りにくいから長持ちもする。かかと部分には6mm厚のソールを貼っているので、ゆうに数年は持つだろう。下駄にビブラムソールとは斬新なアイデアだが、“裏で遊ぶ”は江戸から伝わる日本人の美意識の一つ。この意外性にグッとくる人もいるのでは?
すべて自社で一貫製造することで「理想の下駄」を実現

ゲタルを製造しているのは、岐阜県恵那市で着物のリフォームやクリーニングを手がける「嵯峨乃や」。代表の大森将人さんは日々の業務の傍ら、「着物業界全体を盛り上げられる商品を作りたい」と思案していたそう。顧客である着付けの先生からの「着物を美しく着こなす“姿勢の良さ”につながる商品がほしい」という言葉をきっかけに、足指をしっかりとひらけ、指にも力を入れやすい五本指の下駄を思いついた。これがゲタルのはじまりだ。

板に穴を開け試作を重ね、下駄職人の協力を得て2013年に初代ゲタルが完成。2018年には、「お客様の声を反映させた、より理想的な五本指下駄を作りたい」という想いから、木工用NCルーターと工業用ミシンを導入し、自社一貫製造の体制を整えた。ひのきの板から台座を削り出すのも、鼻緒を製作して取り付けるのも、大森さん自らが行う。ゲタルは岐阜県が地元産の優れた製品に与える「飛騨・美濃すぐれもの」にも認定され、新たな履きものとして注目されている。

「普段履きとしてだけでなく、散歩に使って足の指を広げて気持ちよさを味わったり、血流をよくして冷え性改善を狙ったりと、足の健康を意識して使う方もいます」と大森さん。確かに足指を広げる健康器具にも似ている。毎日履いている方もいるそうで、歩き回る旅先にもおすすめだ。
この夏、スタイリッシュフォルムと解放感を味わおう


履き続ければ白木の部分の色が濃くなり、味わいが増していく経年変化も味わえるだろう。そしてゲタルが優れているのは、何よりもこの解放感。春夏の暑い季節には、素足に加えて足指も解き放たれる快感をぜひ味わっていただきたい。カジュアルパンツやショートパンツに合わせた「外し」の和モノアイテムとしてもベストで、特にデニムやジーンズとの相性は抜群。現代モンペなどの和柄パンツや和装とも当然合う。サンダルラバーはぜひ押さえておきたい! 夏のプレゼントにもおすすめだ。
ディテール
使用イメージ
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通常の靴サイズ:27cm
着用サイズ:27cm -
通常の靴サイズ:27cm
着用サイズ:27cm -
通常の靴サイズ:27.5cm
着用サイズ:27cm -
通常の靴サイズ:27.5cm
着用サイズ:27cm -
通常の靴サイズ:27.5cm
着用サイズ:27cm -
通常の靴サイズ:27cm
着用サイズ:27cm
履き方と脱ぎ方
1. 履く前に手でしごいて鼻緒をやわらかくする
2. 鼻緒の後ろ部分も、足が入りやすくなるようにしごく
3. 重心を前にし、足の指をゆっくり入れ込む
4. 前つぼは左右に動くので、快適な位置に調整できる
5. 一方のかかと部分を他方で押さえれば簡単に脱げる
アイテム詳細
素材:[台座]東濃ひのき、[鼻緒]ポリエステル、[裏底]加硫ゴム
重量:約602g
製造国:日本
※慣れないうちは足指の動きが悪く、履きづらいと感じられる可能性がありますが、2~3日ほどで足にフィットしてきます。
※下駄全体が長時間水に濡れると、表面に不具合を生じる場合がございます。できるだけ濡れた状態での使用はお控えください。
※木地は自然の木のため一つ一つ木目・色が異なります。
※手作りのため、若干形状が異なる場合がございます。
アイテムサイズ
ヒール | 幅 | 長さ | ※靴サイズの目安 | |
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25cm | 3.5 | 10.7 | 24.0 | 24.0 - 25.5 |
27cm | 3.5 | 11.5 | 26.0 | 26.0 - 27.5 |
28cm | 3.5 | 12.1 | 27.5 | 28.0以上 |
(単位:cm)