スマートキーをも収納する美しい革
Munekawaのデザインが冴えるキーケース
■「スマートキーをどうするか」問題がこれで解決!
キーケースいえば、三つ折りやファスナーで閉じるタイプを想像するのではないだろうか。そんなキーケースたちは長い間、革小物にこだわる男性たちに支持されてきたものの、現代においては致命的な弱点がひとつ存在する。それは鍵がどんどん巨大化し、収まらなくなってきてること。車のスマートキーやマンションの鍵など、従来のキーケースでは入らないサイズが多くなり、ケースの外に付けるか、別に持ち歩かなくてはならなかった。それを解決させたのが今回の「ベル型キーケース」だ。十分にマチをとったベルのような釣鐘形状のため、分厚いスマートキーでも問題なく収められる。それなのに意外なほどコンパクトなのはデザインが冴えているから。仕掛け人は大阪の革工房「Munekawa」。鍵の持ち歩きにお悩みの方は必見のキーケースだ。
■独自の作業工程が商品の上質さを際立たせる
大阪府にショップを構える「革工房 Munekawa」は代表の宗川佳弘氏を筆頭に“愛着の沸くものづくり”をテーマにハンドメイドにこだわった鞄や財布、小物などの製作、販売している。アイテムに共通するのは、ひとつは機能性。デザインはもちろん、使いやすさを重視したフォルムを作るための細かな仕事によって、長く愛せる革小物を作り出す。そして素材には、最高級のイタリア産の植物タンニンなめし牛革を使用。革の自然な表情が失われないように透明感のある染色を施し、その後、革の表面を高圧アイロンで焼しめることで革に張りが生まれ、強度が増し自然な光沢が出る。更に使用するほどに革表面の凹凸がつぶれ、より艶が増し、革の経年変化も楽しむことができる。完成された革にさらに加工を加える工程は、革工房Munekawaならではの作業と言える。
■宗川氏が考えるキーケースの使いやすさを具現化
鍵の大型化によって収納できないというポイントの他にも、宗川氏の視点から従来のキーケースの問題点を見出し解決した点がある。まず、鍵を付ける金具が弱いものだと、数年使うと緩みが生まれて鍵が意図せず外れてしまうこと。そのため本アイテムは太く丈夫なリングひとつに鍵をまとめ、その心配を解消した。また、自転車やバイクに乗るときは、キーケースをそのままダラリと垂らしておくのは不恰好だという思いから、鍵1本をクイックに取り外しできるフックを採用。2種類の金具があることで用途に応じて使い分けが可能だ。十分なマチがあることにより一般的な鍵で約15本もの本数を取り付けられる。それなのに、パンツのポケットに入れられるほどのコンパクト設計なのが驚きだ。
■触る・使うがなんだか楽しい。毎日の相棒はコレ!
「なじんだときにちょうどいいと思える厚さに設計しています。やはり、硬すぎても柔かすぎても使いにくいですから」(宗川氏)。革の厚さは想像以上に使い心地を左右するファクターで、そこに最も気を使ったのだ。使い始めのちょっと硬い状態から少しずつ手になじんでいくのは楽しい変化。もちろん、革自体もどんどん風合いが増していく。内側には丈夫な豚革が張られ、中から破けてしまう不安はない。ストラップのボタンを外せばスルッと鍵が飛び出してきて、収納する際は逆にストラップを引っ張り、ボタンをパチリと留める。そんなギミックに遊び心を感じて、つい用もないのに鍵を出し入れしてしまう。ストラップ部分を利用してベルトに取り付けて持ち歩くこともできる。誰もが感じていた「大きな鍵をうまくまとめたい」という願望を、こんなにもスマートに解決したのは、さすがの手腕である。
【お知らせ】2023/8/8
ホック部分を改良して、開閉がスムーズになりました。デザインはそのまま、より使いやすくなったベル型キーケースを、ぜひチェックしてみてください。
カラーバリエーション
「ダークブラウン」「オレンジ」「グリーン」「グレージュ」「レッド」は現在お取り扱いしておりません
アイテム詳細
素材:本体/イタリア産タンニンなめし革(牛革)、補強のため内革に豚革を使用、金具/真鍮
アイテムサイズ:H11cm×W7.3cm×D1.5cm
梱包サイズ:H12.2cm×W10cm×D3.3cm
重量:34g
化粧箱+本体重量:79g
製造国:日本
※3ヶ月から半年に一度、ミンクオイルなどのレザーケアオイルを塗っていただくことで、変化を楽しみながら、長くお使いいただけます。
このアイテムのレビュー
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