日本最古の帆布生地を現代技術で再現!
質感豊かで唯一無二の風合いのPCスリーブ付トートバッグ
■PCケースがトートバッグに合体した軽くて丈夫な帆布トート
PCやタブレットなどのデバイスを持ち歩くのはもはや当たり前になっている。だからこそ、PCを持ち歩くためのバッグは数多くの種類があるが、デバイスを保護するためのクッションまで備わっているのは、リュックがほとんどだ。しかしリュックのようにカジュアル過ぎず、使い勝手の良いトートバッグにデバイス用のクッションが付いていたら、と思う人は少なくないだろう。そんなPC持ち歩き問題の答えが、「松右衛門帆(まつえもんほ)」の「PCスリーブトート」だ。このトートバッグはPC・タブレット用のクッション付スリーブケースがバッグの中央に備わっており、2ルーム使用に。スリーブケースが仕切りの役目も果たしてくれる優れものだ。しかも、日本最古の帆布を現代に再現した唯一無二の風合いが楽しめる松右衛門帆を使用している。普通のトートバッグにはない機能と素材感は周りとはちょっと違う満足感を感じさせてくれるだろう。
■江戸時代の海運業発展に貢献した軽くて丈夫な極厚帆布を身近に
「松右衛門帆」は、江戸時代、船の帆として誕生した。それを生み出したのは兵庫県高砂市出身の海運業者で発明家だった工楽松右衛門。この松右衛門帆は江戸期後半の海運業に画期的な発展をもたらした。しかし、この松右衛門帆は、昭和初期に市場から姿を消してしまう。それを蘇らせるべく立ち上がったのが、御影屋の代表取締役・柿木貴智氏だ。2009年に高砂の地域ブランド開発に取り組む中で、「故郷の偉人の鉱石を現代に復活させよう」と、神戸芸術工科大学などの協力のもと、糸や織り方を独自に再現。身近なものに利用できる素材として蘇らせたのだ。以降、“「物資を運搬する道具(帆)」から「必要品を運ぶ道具(鞄)」へ”をコンセプトに、ライフスタイルやさまざまなライフシーンに寄り添う道具の素材として松右衛門帆を使ったアイテムを生み出している。
■糸から織り方まで忠実に再現した日本最古の帆布
木綿糸の中でも太い「7番手」を2本撚って縦糸に、太い「3.5番手」を撚って横糸にし、それぞれを2本引き揃えて平織りに。こうして出来上がる生地は、厚い方から1〜11号に分類される帆布の中では「0号」と規格外の厚さ。しかし、松右衛門帆は“帆布”という言葉から想像されるようなゴワゴワ感はなく、しなやかな手触りが特徴だ。それは糸を優しく撚り、縦糸と横糸の交点を少なくしているから。また、そうして優しく撚った糸がほつれないように、織り上がった生地にアクリル樹脂を染み込ませて補強する加工を施している。生地が厚い上にこうした加工を施しているため縫製作業をする上では、専用ミシンの針が折れてしまうこともあるのだとか。だが、この縫製部分は豊岡鞄の技術を用いて作られており、バッグとしての強度についても安心してガシガシ使える。
■帆布とは思えないしなやかトートは、通勤にも普段使いにも
底面には擦れや汚れを軽減するため革を使用。持ち手部分にも同じヌメ革を使用しており、シンプルなカラーに映えるアクセントにもなっている。このヌメ革はベジタブルタンニン鞣しでオイル加工を施している。この持ち手部分は、手持ちから肩掛けまでワンアクションで掛けられる長さがある。肘持ちというワンクッションが必要ないのは、使い勝手としては意外と重要ポイントだ。バッグ自体はA4サイズを横に入れられるサイズ。バッグ内の仕切りとしても使えるクッション付のPCケースは13~15インチのPCが問題なく収まり、スマホなどの小さいものを収納できる内ポケットも備えられている。使い勝手の良さもしっかり追求したデザインだ。カラーはネイビー、ダスティーグレー、キナリの3色。シンプルカラーの帆布とヌメ革というナチュラルでありながら風合いが豊かな組み合わせは休日のカジュアルスタイルにもオススメだ。
カラーバリエーション
ディテール
使用イメージ
アイテム詳細
サイズ:幅37cm×高さ31.5cm×奥行き14cm
PCスリーブは、13~15インチ程度のPCが収まるサイズ感です
重量:770g
素材:表地・綿100%(アクリル樹脂加工)/裏地:綿100%
製造国:日本
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