1400年の歴史を持つ“岩絵の具”が彩る
日本の美で手元を華やかに引き立てる「腕時計」
■繊細で優雅な和の色彩を文字盤の中に閉じ込めて
岩絵の具は、1400年以上前に大陸から紙や墨とともに日本へ伝えられたといわれる、主に天然鉱物を砕いて作った絵の具。法隆寺金堂旧壁画などにも使われ、その色彩は1300年以上たってもあせることなく美しい色を今に伝えている。金沢の時計ブランド・シーブレーンが生み出す「はなもっこ」のこないろシリーズは、そんな岩絵の具の優雅な美しさをもっと身近に愉しんでほしいという想いから生まれた「腕時計」だ。粒子が大きくキラキラと輝く岩絵の具を文字盤に幾重にも塗り重ねることで、普通の絵の具では表現できない繊細な色彩を見せてくれる。
■世界一薄い和紙に岩絵の具を塗る高度な職人技
ひとつひとつ手作業で組み立てられる「はなもっこ」の腕時計。腕時計の内部は非常に精緻で、文字盤と針の隙間は0.15mmしかないという。その薄さの中に岩絵の具を塗り重ねることを可能にしているのが「土佐典具帖紙(とさてんぐじょうし)」。世界で一番薄いといわれる手漉きの和紙だ。あまりの薄さにすぐにムラが出たり毛羽立ったりするため、塗りの作業には高度な職人技が求められるそう。岩絵の具はいずれも天然の鉱物を砕いたものを使用。12個のインデックスには金箔を用いることで、薄暗い場所でも金箔が光り、時間が確認しやすい。
■女性の美しさをそっと引き立てる天然鉱物のきらめき
カラーは全6色。源氏物語絵巻にも多用されている、岩絵具を代表する「緑青」。グリーンジャスパーを砕いた柔らかなグリーンの「緑瑪瑙」。透明感のある雪のような白が輝く「水晶」。ラピスラズリを砕いて作った「瑠璃」は、西洋ではウルトラマリンブルーと呼ばれ、 ごく限られた画家だけが使用できた特別な色。アメジストを砕いて作った「紫鼠」は控えめな紫が、トルコ石を砕いて作った「浅葱」は落ち着きのあるターコイズブルーが印象的。いずれも繊細で柔らかなカラーが、世代やコーディネートを問わず女性らしさをそっと引き立ててくれる。
カラーバリエーション
使用イメージ
モデル:手首周り15.5cm(標準サイズ)の女性
アイテムサイズ
ケースサイズ
直径: 22mm
竜頭: 1mm
厚さ: 6mm(ベルトを通した状態で10mm)
ベルト
幅: 7mm
全長: 210mm
重量: 約11g
仕様
ムーブメント:日本製クォーツ
精度: 平均月差±20秒
防水:日常生活防水
※防水の基準は、洗顔や雨等の一時的にかかる水程度です。また、水分の付いたままリューズを回したり、引いたりしますと、内部に水分が入り故障の原因となることがあります。ご注意ください。
このアイテムのレビュー
みんなのおすすめ度
- ★
- ★
- ★
- ★
- ★
(星 5.00)
0人の方が「参考になった」と言っています