国産Tシャツのパイオニア・久米繊維工業と日本の繊維産業を支えた
老舗企業が紡ぐ、オーガニックコットン×吊裏毛生地の極上カーディガン
■進化を続ける国産のTシャツ専門メーカー
まだTシャツという言葉が広く知られていなかった1950年代半ば。Tシャツ専門メーカー久米繊維工業により、日本製Tシャツの原点となる「色丸首」が開発された。日本の市場に並ぶTシャツの90%以上が海外産とも言われている現在でも編み立てや染色を国内有数の技術を誇る協力工場とタッグを組み、裁断や縫製、仕上げ作業は自社で行う。日本の熟練した職人ならではの繊細な作業やオリジナルへのこだわり、品質管理から生まれる上質な商品は長年に渡り、トレンドをリードするブランドやデザイナーから熱いラブコールを受けている。
■日本の繊維産業を支えた老舗メーカーとのコラボレーション
今回紹介するのは、大正、明治時代から続く老舗企業との協業で生まれたオリジナルのオーガニックコットン×吊裏毛生地による「SUSTAINABLE+LINE(サスティナブル+ライン)」のカーディガン。裁断と縫製に太陽光や風力、水力などの“再生可能エネルギー”によって発電された「グリーン電力」を使用した(※)、 肌にも地球環境にもやさしい1枚となっている。久米博康社長曰く「オーガニックコットンをより気軽に楽しんでもらいたい、という想いから誕生したレーベルです。その新たな提案として、表糸から中糸、吊編み、仕上げ加工などを日本の繊維産業を支え続けた老舗企業と協業し、ノウハウや経験を最大限に活かした生地を創り上げています。この1枚に、色んな方の想いが込められているんです。その道のプロの方々の丁寧な手仕事が集約された、いわば日本の繊維技術の“結晶”です。その極上の着心地をぜひ体感していただきたいです」。
■オールシーンで活躍する、ふんわり薄軽のカーディガン
旧式の吊り編機で空気を含ませながらふっくらと編み立てた生地がもたらす柔らかな肌触り、絶妙な3色のバリエーションを揃えた“杢(もく)”の色合いを楽しめる本品。細めの糸を使用することで、より薄手で軽やかな着心地を実現。重ね着もしやすくオールシーズンで活用でき、洗濯を重ねても生地の優しい風合いが長く続く優秀アイテムなのだ。日本人向けのTシャツ作りでのノウハウが活かされた立体裁断のパターンはナチュラルなフィット感をもたらし、薄手の生地やTシャツなどに使われるロックミシンを使い、吊編み特有の“ふっくら感”を残したままの伸縮に追随する優れた縫製はさすがの一言。オーガニックコットンの優しさを活かすべく、染色を最小限に抑えたカラーは3色。杢の王道「杢ねずみ」は顔写りもよく、カジュアルになりすぎず、大人の着こなしを実現する「杢墨」、青みがかった「杢紺」はデニムなどにも相性も抜群。
カラーバリエーション
着用イメージ
アイテムサイズ
サイズ | 身丈 | 身幅 |
---|---|---|
M | 67 | 50 |
L | 70 | 53 |
XL | 73 | 56 |
(単位:cm)
アイテム詳細
素材: オーガニックコットン100%(表糸、中糸、裏糸)
製造国: 日本
<協業企業>
▼杢ねず、杢墨、杢紺
生地のディレクション: 遠山株式会社(明治40年創業)
表糸(トルコ産オーガニックコットン糸): 株式会社ヤギ(明治26年創業)
中糸・裏糸(オーガニックコットン糸): 大正紡績株式会社(大正7年創業)
吊編み: カネキチ工業株式会社(大正9年創業)
ソーピング・仕上げ加工: 釜屋染工株式会社(明治2年創業)
▼黒
生地ディレクション:遠山株式会社(明治40年創業)
表糸・中糸・裏糸(オーガニックコットン糸(国内紡績)):大正紡績株式会社(大正7年創業)
吊編み:カネキチ工業株式会社(大正9年創業)
染色・仕上げ加工:釜屋染工株式会社(明治2年創業)
2段落目本文中(※)カーディガンのボタン付け部分をのぞく
※綿ニット素材の特性で保存状態によって1~2センチの違いが出る事がございます。
※杢糸を吊り編み機により編み立てた生地の特性で、色節や杢目のばらつきがございます。
※この生地の特徴として杢目の濃淡がランダムに現れ、線が入ったように見える場合がありますが、自然素材を用いたオリジナルの吊編み生地ならではの味わいとしてお楽しみいただければ幸いです。※ガーディガンに使用した黒蝶貝ボタンは、天然素材のため、ひとつずつ見え方が異なります。
このアイテムのレビュー
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