【BROOKLYN】フレンチカーフベルト

■ビジネススタイルに大人の余裕をプラスするワザ
クールビズ、ウォームビズなどの影響から、多様化の一途を辿るビジネスファッション。その一方で、スーツ着用を求められる職種や企業もまだまだ多い。そんな中、「センスの効いた崩しすぎないビジカジが難しい」、「無難になりがちなスーツスタイルに“自分らしさ”を取り入れたい」と悩む世の男性にオススメしたいのがこちらだ。今回新たに登場するのは、「BROOKLYN」が手がけるフレンチカーフベルト。堅牢で上質なフレンチカーフに、鮮やかなステッチが印象的な本品は、「ビジネスでもカジュアルシーンでも楽しく使えるベルトを」という思いから生まれたもの。エレガントな色使いはどこかヨーロッパの着こなしを彷彿とさせ、主張しすぎない大人のオシャレを演出してくれる。ワンランク上のビジネススタイルを楽しみたいというなら、この一本は外せない。

■世界中の紳士を虜にするシックで華やかな革小物
東京・青山に本店を構える革小物ブランド「BROOKLYN」。ブランドの顔とも言えるカラフルなレザーは、手に取るたびに気分を明るくしてくれる。「お客様が持っていて楽しいと感じていただけるためなら素材のロスや手間ひまを惜しみません」（代表・草ヶ谷昌彦氏）という言葉通り、革とステッチの配色にまで徹底的にこだわるのがBROOKLYN流。1979年のブランド設立以降、その洗練されたデザインと華やかな色使いで、国内はもとよりパリ、NY、ロンドン、ミラノと世界中の紳士に愛されてきた。色に遊びがあるぶん、デザインは極めてシンプルで実用的。時間をかけて縫製や磨きを行い、見えないところにまで気を配った堅牢で実直な仕上げは、すべて永く愛用してもらうためのもの。鮮やかなアイテムたちの裏側には、メイドインジャパンらしい実に職人気質なこだわりが詰まっている。

■確かな作りと美しい仕上げ。一つのベルトに“流儀”を見る
そんなBROOKLYNイズムが遺憾なく発揮されたのがこのベルト。表には、牛革の中でも最高品質とされる生後１年前後の子牛の革を使用。クロム鞣しされたレザーは、カーフ独特の柔軟さと軽やかさを備え、さらに表面に高温で型押しを施すことで、傷や水に強く型崩れしにくい革へと仕上げている。１年程で革が体になじみツヤが増してくるが、色の経年変化はほとんどない。ヘタリや使用感が出やすいベルトにおいて、購入時の色合いをキープできるのは嬉しいポイントだ。さらに特筆すべきは、帯の中心部が盛り上がったフェザー加工。同社ではこれを3層構造にする事で、見た目の美しさに加え、ベルトを締めた時のフィット感も追求。ベルトの芯材にまで渋床（タンニンなめしのヌメ革）を使うことにこだわり、「長く使うこと」を想定したものづくりを貫いている。また、帯やコバを傷つけないようバックルの内側まで丹念に磨き上げ、ピン穴のコバ磨きも欠かさない。

■このさりげなさが絶妙！ハズシ過ぎない大人のオシャレ
革は全て同社のオリジナルカラー。そこへ、太めの糸でゆっくりとミシンをかけた美しいステッチが存在感を放っている。ステッチの色は“革をさらにきれいに魅せる色”を考え厳選。「ドレスダウンでも、カジュアルシーンでも使えるように」という思いから、ベルト幅は細すぎず太すぎずの35㎜に。少しボリュームのあるバックルにはニッケルメッキを施し、存在感を出しつつエレガントに見えるようなデザインにこだわった。オンオフ問わず活用できる本品だが、オススメはやはりビジネスシーンだ。シンプルなジャケパンやスーツに合わせると、よりこのステッチワークが生きてくる。「定番色のベルトはすでに揃っている」という貴方に、次なる一本として是非オススメしたいフレンチカーフベルト。女性から男性へのギフトとして選んでも間違いのない逸品だ。