伝統的な職人技を継承する「二宮五郎商店」が生んだ
仔牛の革で作る“風琴マチ名刺入れ”
■国内外で評価を集める、熟練した職人の匠の技
1946年創業以来、高品質の革製品を世に送り出してきた「二宮五郎商店」。熟練した高度な技術と日々の鍛練によって磨かれる職人の技は、国内外で評価を集め、世界に冠たるブランドの商品からオリジナル商品まで幅広く手掛ける技術を持つ。在籍する職人は20代から70代以上と年齢層も幅広く、職人の飽くなき探求心は、高品質な革製品の数々を生み出している。
■「地味な作業も続けていくと、その重要性がわかってくる」
駆け出しの職人はまず、数ミリ幅でノリをつける「ノリ付け」や、革を折り返して丈夫にする「折り返し」などの基礎工程を一通り経験する。やがて作業の全容が掴めるようになり、高みを目指して試行錯誤を重ねる。「現状に満足せず、さらなる技術を追い求めるのが職人の世界。だからこそ、75歳を過ぎても腕をあげることができるんです」(二宮氏) 一見、地味に見えるような作業を続けていく、という地道で真摯な姿勢が技術力の高さの秘密なのだろう。
■伝統技法「風琴マチ」で名刺の出し入れがスムーズ
今回の名刺入れの最大の魅力は、マチ部分が外向きに折り畳まれていること。アコ ーディオン(風琴)のように開閉するのは、「風琴マチ」という日本独自の伝統技法で、正確で緻密な職人の技があってこそ実現する。この「風琴マチ」を採用することにより、名刺の端や角にストレスを与えることなく、スムーズな出し入れが可能 。ちなみに、通常の名刺であれば30枚まで収納できるのも魅力だ。
■仔牛の革「カーフスキン」が年月とともに深みを増す
風琴マチ名刺入れに選んだのは、生後6ヶ月以内の仔牛の革「カーフスキン」。大人の牛の革と比べて、キメ細かで、繊細で、柔らかで、優しく心地よい手触りで、 エレガントで上品な仕上がり。使いはじめると、ツヤと深みが増していき、段々と味わい深い表情で、私たちに時間の経過を楽しませてくれるのも、革製品の醍醐味と言えよう。表情豊かな革製品の穏やかな変化をじっくりと味わいながら、この名刺入れとともに、年月を重ねたい。
アイテム詳細
素材: 仔牛革カーフスキン
重さ: 45g
製造国: 日本
アイテムサイズ
サイズ | 縦 | 横 | 厚さ |
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FREE | 11.2 | 7.3 | 0.8 |
(単位:cm)
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