
盃に、冷酒を注げば“満開の桜&青富士”!あっと驚く、粋で雅な「大ヒット酒器」特別セット

絶景を愛でながら一杯!あの人気酒器を“藤巻別注”で
俳句で花と書けば桜を意味するように、桜は古くから日本人にとって特別な存在。そして、晴れやかな青に心洗われる富士の姿もまた、日本人の心の象徴。。そんな景色を眺めながら一献傾けられたなら、その酒は、さぞ旨かろう。

さて、ここにある平盃。一見すれば何の変哲もないが——

これは驚き。あっという間に「満開の桜」と「晴れ渡る青富士」が姿を現したではないか!日本の風景美と酒の悦びをともにした、特別な盃セット。なんとも風流である。

この盃を手がけたのは、岐阜県多治見市で130年以上の歴史を持つ老舗「丸モ高木陶器」。同社といえば、冷酒や熱燗を注ぐと桜が満開になる「桜の平盃」が空前の大ヒット。温度をデザインに取り入れた斬新なアイテムが、ネットやメディアでも大きな反響を呼んだ。

そんな彼らに我々がリクエストしたのは、誰もがあっと驚く富士の酒器。「湖面に映る『逆さ富士』を盃の中で表現したい」という藤巻バイヤーの言葉に、5代目社長・高木正治氏も「粋ですね!」と快く賛同してくれた。
かくして冷酒を注ぐと雄大な青富士&逆さ富士が現れる、風雅この上ない逸品が完成。それを「桜の平盃」とセットにしたのがこの特別セット。ここでしか拝めないとっておきの絶景をお見せしよう。
“盃の町”市之倉としての誇り。変化を恐れぬ美濃焼の魅力

「日本のセラミックバレー」とも呼ばれる岐阜県東濃地域。1300年以上の歴史を誇る美濃焼を生み出した、やきもの産業の一大生産地である。その中でも“盃の町”として栄えてきたのが多治見市市之倉だ。

「丸モ高木陶器」の前身となる「マルイ商店」は、ここ市之倉で1887年に創業。盃の販売を生業としていたが、1945年に高木氏の祖父である茂之丞氏が跡を継ぐと、「茂」の字を取って屋号を「丸モ」とし、産地問屋として再興。1990年には宮内庁御用達の陶磁器店を介し即位の礼の器を納めるなど、輝かしい実績を残してきた。

「実は、国内で生産される陶磁器の約半数が美濃焼です。美濃焼は日本人の暮らしに最も寄り添い、時代のニーズと共に進化を遂げてきたやきものです。これからも変化を恐れず、日々の食卓を彩る新しい器を生み出していけたら」と高木氏は語る。
温度をデザインに。伝統×最新技術が生む“やきものイノベーション”
「陶磁器に“温度が視える”機能が加わったら面白いのでは」そんな高木氏のひらめきから生まれたのが、この平盃をはじめとする“冷感桜”シリーズだ。

なぜ冷酒を注ぐと桜や富士が現れるのか。その疑問を解くカギは絵の具にある。「約17℃以下で色が変化する絵の具を使い、特殊な窯を使って焼き上げています」(高木氏)。

最もこだわったのが色。「何色かの絵の具を混ぜ合わせているのですが、どんな色に変化するのかは、実際に器を焼き上げて冷たいものを注いでみるまでわかりません。イメージ通りの色が出来上がるまで、何度も試作を繰り返しました」。

ひとつひとつ職人の手作業で絵付けされた桜と富士は、17℃に近い温度ではほんのり淡く、冷たければ冷たいほどはっきりとした色合いへと変化する。冷酒をきゅっと飲み干せば、酒器はゆっくり元の姿へ。注いだ時にだけ現れる“幻の絶景”見たさに、思わず杯が進んでしまう。

また、その色合いを際立たせているのが白磁の美しさ。「市之倉は瀬戸物で有名な愛知県瀬戸市に隣接していることもあり、古くから上質な白磁を焼く技術に優れていました。透き通るような純白の白も、こだわりのひとつです」(同)。
昔ながらの平盃で風流に。絶景を愛でながら“飲み干す”贅沢

ぐい呑みや猪口など、日本酒を味わう酒器にも色々あるが、伝統の形といえばやはりこの平盃。格を感じるその姿は、まさに“盃の町”の面目躍如といったところ。

エッジは薄く仕上げられ、口あたりも繊細だ。「左党の方は下唇にピタッとくっつく平盃を好まれる方が多い」と高木氏。大きく広がった口径には、ふわりと酒の香りが立ち、舌全体で味わいを堪能できる。

冷酒をきゅっと飲み干せば、酒器はゆっくり元の姿へ。注いだ時にだけ現れる“幻の絶景”見たさに、思わず杯が進んでしまう。
日本酒好きへ、海外の方へ。日本の粋を贈るギフトに

1セットにつき2個の盃入り。友人との晩酌の場で、家族の集まりで、「次は何を注いでみようか」そんな会話が弾む。

桜は物事の始まりや繁栄を象徴として、青富士や逆さ富士はいくつもの条件が揃ったときにしか現れないことから、どちらも古くから縁起がよいものとされてきた。そんな縁起物を酒席で楽しめることから、来客時のちょっとしたサプライズに最適だ。さらに、「日本酒と桜と富士山」という和の文化を体験できるギフトとして、海外の方にも喜ばれること間違いなし。
一度体験したら、誰かに贈りたくなる。そんな粋な酒器。今宵、あなたの盃にも絶景を映し出してみて。
セット内容
本アイテムは1セットにつき「桜」と「青富士」の盃が1個ずつ、合計2個の盃が入っています。
色変化の特徴とご使用時のポイント
本体が17℃以下のものに触れると色彩に変化が表れるものです。
そのため、気温が低い中で配送された際、外気温の影響で色彩が変わっている場合がございます。
機能に問題はございませんので、本体をぬるま湯などで洗浄し、常温にしてからご使用ください。
使用イメージ
藤巻百貨店オリジナルBOX仕様でお届け
アイテム詳細
本アイテムは1セットにつき2個の盃が入っています。
アイテム単体:φ90mm×H34mm、70cc
箱:19.5×10×H4.5cm
内容量:青富士、桜 各1個入り
アイテム単体:約68g(1個)
セット箱重量:約210g
素材:陶磁器(箱:紙)
製造国:日本
【ご注意】
ご使用前には洗浄してください。
一度絵の部分をしっかりと冷やしていただくと、その後のご利用の際によりはっきり発色します。
台所用中性洗剤とスポンジ等の柔らかい素材で洗浄してください。
金属タワシや研磨剤等の素材を用いて洗浄しないでください。
電子レンジやオーブン等でのご使用はおやめください。
絵柄の染料は紫外線に弱いため、直射日光に長時間当てないでください。
※手作業のため、転写の位置や形状が異なることがあります。
※施釉の特徴でふちの色合いが薄れることがありますが、剥げているわけいるではありません。
※発色の度合いには個体差があります。
このアイテムのレビュー
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