木曽生活研究所

2011年、長野県木曽地方で活動を開始した「木曽生活研究所」は、現代の生活様式にマッチするようリデザインしたプロダクトを展開している木製品ブランド。材料は、長い歴史を持つ荘厳な自然で育まれた「木曽檜」。「木曽生活研究所」の手にかかれば、日本の伝統的な日用品でさえ、モダンでクールな顔つきに生まれ変わる。そのうえで、木のぬくもりが感じられる絶妙なデザインが魅力だ。秋田のスギ、青森のヒバと並び、日本三大美林のひとつに数えられ、世界最古の木造建築とされる法隆寺にも採用されている木曽檜は、雨に恵まれたこの土地でじっくり時間をかけて成長するため密度が濃く、丈夫なのが特徴。そんな木曽檜を知り尽くした熟練の職人と磨き抜かれたセンスを持つディレクターとで、オリジナリティ溢れる製品を放つ「木曽生活研究所」から、俄然、目が離せそうにない。