【8周年記念】加賀の蒔絵の伝統技術が描く霊峰を
その胸元に飾ってもらいたい!別注「富士山ピンズ」
■この工房でなければ成し得なかった日本の心「富士山」
日本人にとって「富士山」は特別な存在だ。目にするだけで心動かされる、どこか厳かな気持ちになる。まさに“霊峰”だ。そんな霊峰の存在を常に身近に感じることが出来たら。そんな思いで作ったのが「うるしアートはりや」の「富士山ピンズ」だ。クールビズなどが普及し、ノーネクタイで仕事をするビジネスマンが増えてきている風潮もあり、大人の男性の胸元にさりげない華やかさをプラスしてくれるものでもある。「うるしアートはりや」の加賀蒔絵は、「Bisai Fuji Pierce」などで、藤巻百貨店でも人気のアイテム。ならば、男性が身につけられる富士山を、と同ブランドにお願いして特別に作っていただいた。世にピンズは数あれど、この「富士山ピンズ」のように、見た目の美しさだけではなく、付ける人の気持ちをも動かしてくれるものは、そう多くはないだろう。
■繊細なアクセサリーに表現する加賀の蒔絵の伝統技法
そんなピンズを、今回藤巻百貨店限定別注として作っていただいたのが「うるしアートはりや」だ。経済産業大臣指定の伝統工芸品である石川県の山中漆器に欠かせない豪華な装飾、加賀の蒔絵技法。その技法を使って小さな富士山アクセサリーを生み出した「うるしアートはりや」は、石川県加賀市山中温泉に構える加賀の蒔絵師の工房である。全国伝統的工芸品公募展にて「内閣総理大臣賞」(’16年)、日本伝統工芸士会作品展にて「衆議院議長賞」(’19年)などの受賞歴を持つ名工房だ。「蒔絵は華やかな図柄が特長なので、アクセサリー製作を始めた当初は大ぶりのものが中心でした。若い人にも身につけてほしいという思いから企画しました」と語るのはクリエイターで伝統工芸士の針谷崇之氏。同様に伝統工芸士の蒔絵師である両親とともに、トレンドを意識した蒔絵の新たな可能性を模索し続けている。
■漆で表現する霊峰富士の美しさに惚れる
パーツに使用した白蝶貝は、「Bisai Fuji Pierce」と同じ素材だが、ピアスに比べると大きいこのピンズの白蝶貝は素材選びも難航。白蝶貝が大きくなればなるほど、ヒビやヨレなどが発生しやすくなるからだ。このピンズに用いられるのは、その白蝶貝に塗布した漆の上に金粉を薄く蒔いて乾かし、さらに漆を塗り重ねて乾燥してから研ぐ(磨く)「研ぎ出し蒔絵」という技法。つるりと研がれた表面には、ツヤ出しの拭き漆を2回以上。およそ2週間に及ぶ制作期間を経た富士山は、ブルーの部分にうっすらと金粉が現れ、見る角度によって表情を変える。また、従来のピンズにしてはサイズが小さいため、ピンズの台座部分も特注で小さいものを作っている。ただ、このサイズの台座を普通に接着したのでは接着面の小ささから強度に問題がある。そこで、富士山の裏側を少し窪ませて、そこに台座をはめ込んでいる。
■モダンな「和」モチーフが際立たせる男のオシャレ
富士山の形をした白蝶貝の全体に蒔絵を施さず、地の色を富士山頂上の冠雪に見立てている。この丁寧で細やかな職人の手仕事が男の胸元を飾ってくれる。富士山と蒔絵の組み合わせとは古風過ぎるのでは、と思われる方もいるかもしれない。だが、この大きすぎず小さすぎないサイズ感と、美しい白と青と金のコントラスト、何より「うるしアートはりや」による伝統工芸技術と現代的なデザイン。この全てが見事に融合し、伝統的なモチーフでありながらも、ある種の新鮮さと上品さを備えているのだ。その新鮮さが、いつものジャケットスタイルにドレス感を加え、さりげないオシャレが完成する。特別で華やか。目にする者だけではなく、付けている人の気持ちをも盛り上げてくれるだろう。
使用イメージ
アイテム詳細
素材:白蝶貝、真鍮(台座)
サイズ:高さ10mm×幅13.5mm×厚さ1.8mm
重量:約2g
生産国:日本
※製品本来の用途、使用目的に沿って正しくお使いください。謝ったご使用方法は製品の破損や身体に危険を及ぼす場合がございます。
※体質により、ごく稀に漆などの塗料でかぶれることがあります。異常を感じた際はご使用をお止めいただき、専門医にご相談ください。
※塗りの表面を冒すような化学繊維、薬品などは使用しないでください。
※お手入れは柔らかい布で軽く拭き、直射日光が当たらないように保管してください。
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