【MONT LIVRE（モントリーブル）】ハンドメイドパッチワークトート

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【MONT LIVRE（モントリーブル）】ハンドメイドパッチワークトート｜トートバッグ

ツギハギパターンで魅せる遊び心
“オトナが持てる”パッチワークトート

■いつの時代も人々を魅了するパッチワークの世界
古くはアメリカの移民たちの手によって生み出されたとされ、インテリアアイテムとして、またはファッションのトレンドとして親しまれてきたのがパッチワークだ。ひょっとするとパッチワークとだけ聞いて「自分には関係ない」と思ってしまう人もいるかもしれない。しかし特有のミックス感やかわいらしさが目を惹くうえ、組み合わせによってはスマートな印象さえ与えられる優れたアイテムなのだ。近年モードのブランドのコレクションでも登場しており、ファッションからのアプローチはますます増えつつある。藤巻百貨店で初登場するパッチワークは、アメカジや古着に精通する山本一之さんのプロデュースによるトートバッグ。デニム・チノ・ミリタリーと、ベーシックなアイテムのヴィンテージ生地を使って、かわいらしさとシックさが引き立つパッチワークに仕上がった。

■アメカジへの深い理解が、納得のアイテムを生み出すワケ
山本さんはインポートカジュアルの老舗ショップに長く勤め、アメリカの空気を感じられるアイテムを数多く企画してきた人物。自身のブランド「MONT LIVRE」では特にパッチワークアイテムに力を入れている。その魅力はやはり、生地をミックスすることで初めて生まれる独特の雰囲気。今回は特に風合いの異なるヴィンテージ生地を掛け合わせることで、時を経たかのような風格のあるトートに仕上がった。このあたりの質感の演出にかけては山本さんのお手のもの。培ったノウハウにより「パッチワークの方程式」ともいえるパターンを編み出し、懐かしさがありつつも現代のテイストにも合うパッチワークを生み出している。不用品の形を変えて価値を高める「アップサイクル」の考えとも合致し、この時代に求められているモノの姿といえそうだ。

■“オトナ”が持てるパッチワークを
山本さんのイメージを具現化するのは、神戸のデザインチーム「アイボリー・デザインワークス」だ。パッチワークのようにサイズがバラバラで工程がかかるものは縫製工場では作りにくく、全行程をほぼ手作業でベテランのデザイナーが仕上げている。今回のトートはデニム・チノ・ミリタリー素材と同系統のアイテムをパッチワークに仕立て、同じような素材ながらもそれぞれの微妙な色合いの違いが楽しめる。と同時に大人びたシックな印象も。パッチワークでシックとはなかなか珍しく、つぎはぎの面白さはありつつもだらしなさはない。生地の輸入からクリーニング、手作業による検針など、一貫した工程の管理によってプロダクトの質を高め、目の肥えたファッションピープルにも評価されるパッチワークに結実しているのだ。

■細部まで抜かりないヴィンテージ感を楽しんで
ヴィンテージの生地に加えて要所にナイロンも使い少しひねりをきかせた。通常のナイロンよりも強度が高いうえ、表裏を逆に使うことでコットンとの差を際立たせてユニークさをもたらしている。ボタンに目を向けてみればこちらもヴィンテージの質感たっぷり。モデル・カラーごとにすべて異なるデザインで、スマイルマークの水牛の角やマンハッタンの遊園地のメダルのモチーフなど、かわいらしさのポイントに。裏地にもデッドストックのシーツを使うなど、見えないところでも手を抜かない。シャツ&デニムなどキレイめなスタイルに合わせれば着こなしの外しアイテムに。ラフな休日スタイルにはさらに感度の高いカジュアルさを発揮させるキーアイテムに。折りたたんでトラベルのサブバッグなどに使うのもいい。同じものをひとつとして作ることができない魅力的なパッチワークの世界に、そろそろ足を踏み入れてみては？